評価は甘めに4としたが、唐突なラストは頂けない。
後半に向かって疾走感が出てきた中での尻切れトンボな終わり方が残念。SBO(?)を切り抜けてからドンさんの組織内での戦いや、共産党の中での権力闘争を見たかった。あえてこのような結末にしたというよりも、締めるに締められなくて、取材不足・準備不足で上手く結末が書けなくて終わりにしたというような印象を持った。
あとがきに書かれていたが、中国に関わる知識を急ごしらえで学びながらの小説にしては、中国という国のリアル感が伝わって来た。ドラマや映画化したら売れそうな気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年5月6日
- 読了日 : 2014年5月6日
- 本棚登録日 : 2014年5月6日
みんなの感想をみる