歳三 往きてまた (文春文庫 あ 44-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年4月10日発売)
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本棚登録 : 520
感想 : 68
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今日土方さんが戦死されました(3度目・・)。ということはこの本は3回読んだということなんですけどね。
どんな本を読んでも土方さんが亡くなる終盤、函館に近くなる度胸が痛くなります・・。
小説です。伝記ではありません。
この本は女性から見た理想像の土方さんだと思う。
終盤に近づくにつれ。
子供に優しく 部下や同士に愛され 完全なる指導者として尊敬される 理想の男性像が書かれています。 
「燃えよ剣」ではあまり詳しく書かれていない斉藤・相馬・島田などとの関係も織り込んでいていい本でした。1度目はさらっと。2度目は登場人物の関係がわかり。3度目はウィキペディアで時系列を調べながら読みました。小説としては強烈な印象は持たないものの 読み込めば読み込むほどいい本だなぁ・と。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 土方歳三さんの本
感想投稿日 : 2014年2月11日
読了日 : 2014年2月11日
本棚登録日 : 2014年2月11日

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