Re-born はじまりの一歩

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本棚登録 : 1020
レビュー : 190
ゆにしまさん アンソロジー   読み終わった 

7人の作家さんが描く、いろんなひとたちがはじめの一歩を踏み出すまでのお話を綴った短編集。

伊坂さん、瀬尾さん、豊島さんは個人的にハズレがないと思っている作家さんで、安心して読めました。

豊島さんの描く、妙にリアルな女子中高生たちに、戻りたくないけれど懐かしくてたまらない気持ちにさせられます。

瀬尾さんのお話は、どんなにマイナスな感情を描いていても健全で穏やかな空気を保っているので、爽やかな読後感に浸れます。

伊坂さんは、何といっても台詞が良いです。ただ、短編にすると持ち前のどんでん返しが薄味になってしまう気がするので、もったいないと思いました。

他の作家さんのは初めて読みましたが、別のお話も読んでみたい、とは思わなかったので残念…。

宮下さんのお話はいまいち盛り上がりに欠ける印象で、
中島さんの「鼻」のお話は、古典の引用をうるさく感じてしまい、
福田さん・平山さんのお話は、展開がどうしても気に食わず、

という具合で、面白くないというわけではなく、自分好みのお話ではなかったことと、

「はじまり」に、青春を期待しすぎたのだと思います。


ただ、どれも前向きなお話ではあるので、
さらっと明るいお話を読みたいときにはオススメです。

レビュー投稿日
2011年7月31日
読了日
2008年7月22日
本棚登録日
2011年7月31日
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