ファブリスは、十町ばかり来てからふりかえって見た。だれも追ってはこない。家は炎につつまれている。ファブリスは例の橋を見た。傷を思い出した。… この朝わが主人公は実に冷静だった。多量の出血で、その性格の小説的なところが、すっかりきえてしまっていた。
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- 感想投稿日 : 2014年1月31日
- 読了日 : 2014年1月31日
- 本棚登録日 : 2014年1月31日
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