作者の日常に起こった他者の応対・言動に対する怒りをとにかく長々と文章に起こしました的な私小説。あとがきでちゃんと謝罪と感謝を綴っているので大丈夫なんだろう。基本的に癇に障った点に対して延々と論じギリギリ脱線しかける手前で戻り、謝罪納得丸くなろう俺で締めているが・・・世間的には「めんどくせえ人だ」の一言で分類されてしまうんだろうな。脱線ギリギリまで持っていき戻す構成文章力はさすが町田康!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
私小説
- 感想投稿日 : 2016年7月10日
- 読了日 : 2016年7月10日
- 本棚登録日 : 2016年1月7日
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