本棚探偵最後の挨拶

  • 双葉社 (2014年4月15日発売)
本で見る
3.78
  • (6)
  • (15)
  • (10)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 110
感想 : 15
4

ああっ!本棚探偵の新作が出てる! 新刊案内で見つけて思わず声が出た。税込みで3024円かあ。つい最近「山口晃大画面画集」4104円を買ったばかりなのよ。これは一年以上買うかどうか迷ったあげく、結局どうしても欲しくなってわざわざ消費税が上がってから購入。バカだ。でもいいの!すごーく楽しんでるから。本棚探偵も面白いのはわかってる。あの造本をいつまでも無視できないのもわかってる。これはもう買うしかないでしょ! 泣き笑いしつつポチッ。

これはラベンダー色っていうのかな、函や表紙の色合いが実に良い。ツルツルしていない手触りも懐かしい感じ。ああ、本っていいなあ。もううっとり。

で、その渋い美しさを持つ本の中味は、バカバカしくて、くだらなくて、ほんとにもう!なのだ。この内容をこういう作りの本に仕上げるところが、このシリーズの素晴らしさ。古本者の面々もすっかりおなじみになったが、相変わらず笑わせてくれる。

一人前の大人として自分で稼いだお金を、本当に好きなことのために使う。これぞ大人になる醍醐味だ。本棚探偵を読むといつもそう思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・紀行・回想
感想投稿日 : 2014年5月1日
読了日 : 2014年5月1日
本棚登録日 : 2014年5月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする