ああっ!本棚探偵の新作が出てる! 新刊案内で見つけて思わず声が出た。税込みで3024円かあ。つい最近「山口晃大画面画集」4104円を買ったばかりなのよ。これは一年以上買うかどうか迷ったあげく、結局どうしても欲しくなってわざわざ消費税が上がってから購入。バカだ。でもいいの!すごーく楽しんでるから。本棚探偵も面白いのはわかってる。あの造本をいつまでも無視できないのもわかってる。これはもう買うしかないでしょ! 泣き笑いしつつポチッ。
これはラベンダー色っていうのかな、函や表紙の色合いが実に良い。ツルツルしていない手触りも懐かしい感じ。ああ、本っていいなあ。もううっとり。
で、その渋い美しさを持つ本の中味は、バカバカしくて、くだらなくて、ほんとにもう!なのだ。この内容をこういう作りの本に仕上げるところが、このシリーズの素晴らしさ。古本者の面々もすっかりおなじみになったが、相変わらず笑わせてくれる。
一人前の大人として自分で稼いだお金を、本当に好きなことのために使う。これぞ大人になる醍醐味だ。本棚探偵を読むといつもそう思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ・紀行・回想
- 感想投稿日 : 2014年5月1日
- 読了日 : 2014年5月1日
- 本棚登録日 : 2014年5月1日
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