「あとがき」で初めて「聞き書き」であったことがわかり納得。口述だからこその文体の平易さ。読みやすさ。回顧録とも言われているから、ほぼ時系列。しかし、それがこの著書の魅力ともなっている。多少のズレはあっても、同時代を生きた者として、これほど「当事者」として現場を見続けた(あるいは直接英断を下した)著者に少なからず嫉妬さえ覚える。一貫した人生感、世界観を持っておられることに敬意を表したい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2011年8月13日
- 読了日 : 2011年8月12日
- 本棚登録日 : 2011年8月12日
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