特別な事と言えば、人種と彼らの出生の背景、家庭事情なのだろうが、その程度の差異なら、同一民族と言われている日本も大差ない・・と思うような、ごくごくありふれた、中学生くらいの子供たちの学校生活。
なんて、感動するのだろうか。
あの食ってかかったような言い方、妙な理攻め・・・・。
それは、我が息子にも感じるし、この世代なのだ。
子供たちは純粋だ・・・という真実が映像からにじみ出ている。
決して、心がすさんでいることもないのだ。
褒められればうれしい。
嫌われると悲しい。
それは子供たちだからこそ、この14歳くらいの子供たちだからこそ、多感だからこそ、なお一層、表現の仕方が極端なのだ。
先生も一生懸命だが、妙な気負いもない。
恰好よくもない。
腹が立てば、生徒とも言いあう。
自然さがいい。
あくまでも、普通であり、自然である。
この感動はどこから来るのか、もはやわからなくなってしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
カンヌ
- 感想投稿日 : 2011年11月18日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年11月18日
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