本書の前作『超ミニマル主義』が個人的に大当たりの本でしたので本書も読んでみました。結論から言って本書も大当たりでした。運動、食事、人間関係、お金、生き方、それぞれ1冊の本で取り上げられるような話題が、1冊にシンプルにまとまっていました。少しづつのおかずがバランスよくよせられた幕の内弁当のような1冊でした。
主観ですが、筆者はかなりストイックな方だと感じました。例えば丸一日断食することも月1でありますし、山を何日もかけて登ります。また、ニュージーランド在住で、配偶者や子供もいるのに、1月10万円で暮らせると言います。さすがはミニマルライフを過ごされている方だなと感じました。
しかし、本書の内容は非常に一般人向けでした。例えば断食は丸一日ではなく、16時間のファスティング(睡眠の4時間前に食事をする→8時間寝る→4時間白湯や味噌汁で朝を乗り切りブランチを食べる)を金曜日など翌日が休みの日にすればいいと比較的簡単です。
運動もハタヨガを20分、超スロージョグを15分でいいといいます。ストイックに極めたうえで読者の目線まで膝を折ってレベルを合わせてくれる本書は本当にためになることばかりでした。2札連続の当たり本オススメです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
実用書(仕事)
- 感想投稿日 : 2024年3月16日
- 読了日 : 2024年3月16日
- 本棚登録日 : 2024年3月16日
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