マジック・ツリーハウス 41巻 走れ犬ぞり、命を救え!

  • KADOKAWA (2016年11月18日発売)
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本棚登録 : 230
感想 : 6

今作の舞台は1925年のアメリカ・アラスカ、ジフテリアの感染が蔓延している街・ノーム。極寒の冬に、治療に必要な血清を150頭の犬と19人の操縦士(マッシャーと言うらしい)の犬ぞりチームで運搬する、という実話に基づいている。

近作の冒険でかなり成熟した行動をみせるジャックとアニー兄妹、今作もかなりシビアな任務なので、逃げたりドジったり…といった(良くも悪くも)気の抜ける場面がなく、比較的シビアなストーリー・ラインになっている。

その反面、初期作にあったストーリーの伏線がなく、描写や展開はしっかりしているのに、そもそも「ジャックとアニーがこの冒険に行く必要はあったの?」と思わせるのも事実。

そして、行動と裏腹に幼くなった?イラスト、p109はなぜこれ? (^^;)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 9類
感想投稿日 : 2021年2月13日
読了日 : 2021年2月12日
本棚登録日 : 2021年2月8日

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