菓子屋横丁月光荘 歌う家 (ハルキ文庫 ほ 5-1)

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本棚登録 : 296
レビュー : 26
ニセ人事課長さん 2019年読んだ本   読み終わった 

新刊で発売された時には気になりつつもスルーしてしまっていたのだが、中古本屋さんで見つけたので買ってみた。
同じ作者の「三日月堂」シリーズと舞台は同じく川越の、こちらは菓子屋横丁にある古い家を舞台にしたお話。
どうといった話ではないが、気の良い人たちと一緒にゆるゆると時間が流れる感じは悪くない。

ほしおさんの話には、父と息子の話が時折出て来るように思う。
二つ目の話も、色んなことに行き詰って家を捨ててしまった父のようにはなりたくなくて生きてきた中年男性の姿が描かれる。
父のようになりたくなくて、だけども、父のことは忘れられないのだな。
そんなところの微妙な心情がこの歳になると良く分かる。
このような話を書くほしおさんにとって、父君がどのような存在だったのかが結構気になる。

レビュー投稿日
2019年5月15日
読了日
2019年5月15日
本棚登録日
2019年5月15日
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