なんてことはない日記なんだけども、結局、新刊が出るのをなによりも楽しみにしているかも。
あいかわらず、退屈だとかヒマとか言いながら、なにか夢中になれることをさがしているような著者、銀色さん。銀色さんは詩も書くし絵も描くし写真も撮るし文章も書くし、そういう分野でなにかやろうと思えばなんでもできるのに、そういうところで夢をさがさないところがなんだか不思議だけど。スピリチュアル的なものとか一般の人とかかわるイベント的なこととか、そして今回は「庭づくり」という方向に。そういう方向にわたしはあまり興味がないので、そういう話は正直ちょっと読み流してたけど、「なにかさがしている」ってところが、さがしつつ日々はごくたんたんと流れていく、っていうところが好きなのかも。
年代的に、そろそろ人生の「終わり」を考えはじめることと、夢というかこれからやりたいことを考えることと、どう折り合いをつけていくのか、みたいなことを一瞬考えるような場面があって、結局、どうにかなるんだろう、みたいな感じに思っているところが、とても現実的に思えるというか、すごく共感するものがあった。なんか、終活とかいってそんなにきれいに割り切れるものじゃないんじゃないか、とかわたしは思っているので。。。。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月30日
- 読了日 : 2018年10月29日
- 本棚登録日 : 2018年10月30日
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