翻訳はカリン・スローター「ハンティング」。
ミステリ、ウィル・トレントシリーズの3作目。
事件自体は凄惨きわまりなくて恐ろしくて読むのがつらい。ここまで恐ろしくしなくてもいいのでは……。まあ確かに、きいたこともない、想像したこともない残虐さは、ええどういうこと?って興味を引くし、怖すぎて目が離せないとか、どんどん読んじゃうとかあるのは否定できないから、それがねらいなんだろうなあ。
でも、なんかもうちょっとラストで事件全容の説明があってもいいような気もするんだけど。犯人がなんでここまで凄惨なことをしたのか、なにを考えていたのか、とか。まあ「精神が異常」ってことでそれ以上の説明はないのかもしれないけど。

でも!わたしはこのシリーズがものすごく好きかもしれない! こんなにどんどん次作が読みたくなるのは珍しい。
主人公の刑事ウィルは、母親に遺棄されて施設育ちで虐待を受けていた過去があり、識字障害もあって、人とコミュニケーションがうまくとれなくて、まったく刑事っていうイメージがないどころか、どうやって仕事している?って不安になるくらい。そんなウィルのまわりにも一筋縄ではいかない、なにかしら問題や秘密を抱えた、同僚刑事とか上司とか恋人とかがいて。そういう複雑な人たちどうしの複雑な関係がすごくおもしろくて。そういう人たちの不器用な会話とか読んでいると、もう事件はどうでもいいからずっとこの会話ずっと続けてくれ!とか思ったり。
海外ドラマの長いシリーズを見る感覚かも。レギュラー陣の関係の変化を楽しむという。とにかく早く次を読みたい。まだ何作も先があるので楽しみ。

ミステリのシリーズもの、昔はすごく読んでいたのに、ここ数年くらい離れていて、でもまたいろいろ読みはじめてみてもいいかなと思えてきた。

2020年9月17日

読書状況 読み終わった [2020年9月17日]
カテゴリ 洋書

愛する海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の原作(といってもドラマのストーリーではなくて原案て感じだけど)者が、今どきの50代の恋愛事情を書いたエッセイ。
なぜか勝手に、偉そうな賢そうな気取った感じだったら嫌だなーと思ってすぐ読まなかったんだけど、読んでみたらめちゃめちゃおもしろくて本当に一気読み。早く読めばよかった。全然偉そうでも賢そうでも気取った感じもなくて、むしろ、すごく素直で正直でちょっと弱っててちょっとかわいかったりする。エッセイだけど、ストーリー性もあって中年のロマコメ小説みたいな。アメリカでドラマ化の話も出ているとかで、確かにおもしろくなりそう。
個人的に、中年の恋愛なんてあんまり興味ないっていうか、自分ごととしては考えられないから、恋愛話はロマコメ小説と思って読んでおくとして、「中年の危機」ならぬ、著者いわく今の時代なら「中年の狂気」の精神状態にすごく共感できて。「人生下り坂でこれから先いいことなんてひとつもない」とかっていうのはまさに毎日思っていることだし、「独身で子供のいない女にはどんなシナリオもないから不安すぎる」とかっていうのもわかりすぎるくらいわかる。

でも、結局ラストは、仲がいい女友達がいれば乗り越えられる、ファビュラスな60代を迎えられる、ってなってて、仲のいい女友達なんてひとりもいない場合はどうしたらいいんだ?と思って、わたしの場合はけっこう暗い気持ちになった……。(普通はたぶん、元気が出た!、とか?)……一般的に、みんな中年になっても、そんなに仲がいい女友達がいるんだろうか? そりゃあキャンディス・ブシュネルだったら、キャリアも人脈もあって、友達も多いだろうけど。あと、日本だと、アメリカほど離婚率も独身率も高くないから、中年なら家族とすごしてるし、独身者自体あんまりいないかも、とか。

2020年9月4日

読書状況 読み終わった [2020年9月4日]

ウィル・トレントシリーズ2作目。
1作目よりは残酷さと「痛そうさ」がずっと抑えられててよかった。これくらいなら耐えられる…。
事件の細かい部分の真相とか、ちょっとあいまいに終わったような気もしなくもないけど。
ただ事件を追って謎を解くだけじゃなくて、いろいろな要素があるところがとてもいい。子供を想う母親の心情とか、男社会で働く女の立場とか、若者の心の危うさとか、いろいろ。
このシリーズ、主人公の捜査官ウィル・トレントが、幼少期にひどい虐待を受け、児童施設で育った過去を持つのが特徴で、ウィルはその過去の影響を濃く受けながら、しかも識字障害がありながらも、どうにかこうにか捜査官としてやっているのでいいほうだけど、ほかに社会的弱者の人たちが、ひどい境遇にあっても、助けられるどころか気づいてももらえない、ということに胸がつぶれるような思いがする。
彼らの孤独ときたら……。
困っていても助けを求められない人もいる。助けを求めて、逆に利用されてしまう人もいる。自分だったら助けを得られるかどうか、って考えてしまった…。

2020年9月3日

読書状況 読み終わった [2020年9月3日]

本の雑誌の北上次郎氏大絶賛、ほかでも、新しいミステリの女王だとか、評判はいろいろきいていたけど、どこかのレビューで、デニス・ルヘインのパトリック&アンジーシリーズに似ている、っていうのを見かけて、それは読んでみたいと思っていて、一作目から読んでみた。
確かにすごく読みやすくて、ぐいぐい読ませる。半分までいかないうちに、ええっ!ってすごく驚いたことがあって、これは人気あるかも、と納得した。
最近はあんまりミステリ、とくにこういう猟奇的な殺人事件の捜査みたいなのは読まなくなっていたんだけど、昔こういうミステリたくさんあったなーとか思った。(古くさいとかいうんじゃけっしてないけど)。確かにパトリック&アンジーシリーズに似てる。壮絶で陰惨ですっごく暗いんだけど、なぜかロマンティックさみたいなものを感じて妙に引き込まれて、主人公たちを応援したくなる、っていう感じ。
いやでもほんとに、猟奇的な殺人事件が正視に耐えない(薄目でさらっと読む感じ)し、主人公たちの生い立ちや境遇も壮絶すぎるし、とにかく全面的に陰惨で暗くて、読むのはすごく苦しい。なんでここまで悲惨にするんだろう?って思う。でも読んでしまうな。たぶんシリーズすべて。

2020年9月1日

読書状況 読み終わった [2020年9月1日]

実写版ということで、とにかく!プー、イーヨー、ビグレット、ティガーたちぬいぐるみ(って言っていいのかわからないけど)がめちゃめちゃかわいかった! あの質感! さわりたい! そして、動く姿もしゃべる声も、動くのもしゃべるのも見たのははじめてなわけだけど、まったく違和感ないというか裏切らないというか。
あと、森がすごく素敵。イギリスっぽい。
あと、汽車のなかでお茶するシーンがすごく好き。

クリストファーロビンがすっかり陰気で真面目でつまらない大人になってて(ユアンマクレガーがほんとに陰気)、っていうストーリーは、まあそんなところだろうなっていう感じだったけど。
あと、こういう子ども向け作品て、絶対にドタバタするっていうか、ヒーローものの戦闘シーンみたいに、追跡シーンていうか追いかけられたり逃げたりで飛び回ったり走り回るシーンがあるけれど、わたしは目が回りがちでけっこう苦手だなと気づいた。

2020年8月30日

読書状況 読み終わった [2020年8月30日]
カテゴリ 映画

第一次大戦中に活躍した元女性スパイと、第二次大戦直後に戦時下で行方不明になったいとこをさがす女子大生が出会って、ふたりの話が交互に語られるんだけど、スパイものとしても冒険ものとしても、なかなかページターナーでおもしろかった。
スパイというものが、実際は英雄でもなくて、秘密をかぎまわる卑劣な仕事として見下される、まして女だったら、情報を得るために男と関係ももつと思われて蔑まれるとか、そういう見方もあるのかと気づかされたり。登場する女性の多くが望まない妊娠をするのも、やっぱり女だというだけで苦しむことが多いわけで……と思ったり。
残酷なシーンも多くて読むのがつらいところもあって、ほんとに月並みだけど、とにかく戦争は忌まわしく、恐ろしい、と。
いちばん印象に残ったのは登場人物みんなが深く傷ついていて、壊れている、ということで。そこから、どんなに苦しんでも時間がかかっても、立ち直ることができる、というのがよかった。

2020年8月29日

読書状況 読み終わった [2020年8月29日]

私自身はぜーんぜん旅行しないんだけど、この状況だからなのか、なぜか旅行とかいいなあーなんて思い、しかも、「ツアーにひとり参加」っていうのがおもしろそうと思って読んでみた。
著者益田ミリさん、40代になってふと、美しいものを見ておきたい、と思い、ツアーなら海外でも気軽に行けそうということで思い立ったとか。
ほんとに気軽に、行ってみたいかも、と思った場所が入ってるツアーを、スーパー行った帰りに旅行代理店で即決してたりしてすごいと思った。そういう気軽さが大切なのかも。
ツアースケジュールや料金まで書いてあるところも興味深かった。
で、どこに行っても、もちろんいろいろ見て感動とかしているんだけど、書きっぷりがすごく淡々としていて、興奮!とか、楽しい!とか、感動!とかいう感じはそんなになくて、そこがなんだかかえっておもしろかった。観光名所めぐりではトイレを済ませることが大事みたいな感じとか。お土産はレジが混む前に、悩まずとりあえずさっさと買っておくとか。

ツアー旅行、ほんとに便利で効率的で不安がないと思うんだけど、やっぱりひとり参加って苦しいかもな、と思った。ほかの参加者と会話するとか、寂しそうに見られないないようにするとか。益田ミリさんはそういうのが苦手ではなさそうだったけど。
あと、私自身は乗り物にヨワイので、ああツアーって何時間もバスに乗ったりするんだったと思ってなんだか読んでるだけで疲れる気がしたり(笑)。
こうやって書くとおもしろくなかったようにきこえるけど、なんだかリアルに旅行したみたいな気がして、家にとじこもっているこの時期、疑似旅行ができたような、刺激を感じたような。

2020年8月29日

読書状況 読み終わった [2020年8月29日]

渡辺由香里さんの洋書ブログで知って。
大学の同級生でもある、ロマンス作家(女)とシリアス作品を書く作家(男)が偶然、隣同士の家に住むことになって、惹かれあっていくっていうロマンスものなんだけど、それぞれスランプで葛藤を抱えた作家同士っていう設定もおもしろいし、恋愛だけじゃなくて、家族の問題や、人生どう生きるかみたいなことも描かれていて深い部分もあって、けっこうおもしろかった。期待したほど、ただ楽しくハッピーに読めるっていう感じではなかったけど。
最後の方で明らかにされる主人公のお父さんの手紙が、親になることの気持ちがわかる(わたしはなったことないけども)っていうかなんというか、せつなかった。お父さんお母さんについてもっと描かれていてもよかったと思ったけど。人って、弱いよね、と思ったりした。

ラブシーン(て死語じゃないよねまだ)の描写の長さ細かさとか、やたら見つめてしまう相手の目だとか手だとか体の描写の多さは、やっぱロマンスぽいなと思った。

2020年8月26日

読書状況 読み終わった [2020年8月26日]
カテゴリ 洋書

(原題はThe Awkward Time)
男子が主人公の、いわゆる男子目線のロマコメで、なんだかすごくよかった。楽しかったし、後味もよかった。
下ネタはあるけどジャドアパトーの男子ロマコメみたいのより汚さがないのもよかったかも。
主役のザック・エフロンはやっぱりすごくキュートだなあと。すごくイケメンてわけでもないと思うんだけど、人気あるのわかる、なんか惹きつけられる。
ザック・エフロンが、年とって退屈してなにしようか考えるとか嫌だ、って言うんだけど、わかるような。NYに住んでわりと気楽そうなクリエイティブっぽい仕事して、男友達とバーで飲んでナンパして、部屋でゲームして、ってやってればずっとすごく楽しくて、ずっとこういう生活続けたいって思うだろうな。でもそうはいかなくて。年はとるし、まわりは結婚していくだろうし、親も死ぬ。でも、自然に、一緒に寄り添って生きていきたいと思う相手があらわれたら幸せだな、と。
それでこういう人たちって、結婚しても家族ぐるみで仲良くてずっと一緒に過ごしたりするんだろうな、しかもNYで、とか思った。想像するとまた幸せそうでいい。

2020年8月23日

読書状況 読み終わった [2020年8月23日]
カテゴリ 映画

「モスクワの伯爵」がすばらしかったのですぐ続いて、同著者エイモア・トールズのデビュー作。
 舞台は1930年代のニューヨーク。上流階級の男の子たちと、田舎やNY近郊から出てきて働きながらひとり暮らししてる女の子たちが出会って、っていう話。摩天楼の大都市ニューヨークができあがっていく時代の、パーティとか高級レストランとかホテルとかマンションとか、お酒とか大騒ぎとか、そういうきらびやかな生活が、しゃれた会話や、文学とか哲学とか歴史とかうんちくある話で描かれていって、すごく雰囲気があって、その雰囲気に浸れるんだけど、正直いって前半は、この話どこに向かっていくのかなあと、読みながらちょっと不安だった。ロマンスなのかサスペンスなのか。登場人物たちの本音が見えない感じで、だれがなにを求めてるのかよくわからないというか。主人公のケイティも、本好きっていうところは素敵だけれど、いまひとつ共感できないっていうか、なに考えてるのかわからなくて。
 だけど、半分すぎくらいから、登場人物たちの本当の姿があらわれはじめて、そこから加速的におもしろくなっていった感じ。そしてラストまで夢中で読んで、読み終わったとたん、最初のページに戻って再読をはじめたっていう。エイモア・トールズ恐るべし。めったに再読をしないわたしが二冊とも再読することになるとは……。

※以下、再読記録のコピー
読み終わってすぐさま再読。最初に読んだときは、ストーリーがどこに向かっていくんだろうってことばかり気になっていたけど、二度目は結末がわかっているので、そこに向かって、けっこう注意深く読んだつもりだったけど、それでもこの小説、けっこう難しかったかも。みなまで言わないって感じがあって。

山崎まどかさんの解説(とてもわかりやすく、ためになった!)にもあったけど「持つ者と持たざる者」の物語。
あと、「若さ」と「人生」と「選択」の物語。
あと、「ニューヨーク」の物語。

ケイトもティンカーもイヴも「持たざる者」で、「持つ者」をめざして、でも最終的に、欲望が強そうに見えたティンカーとイヴは違う道を選んで、そうでもなさそうだったケイトが望みを果たす、っていう。

ティンカーがイヴを選んでふたりで「上流階級の人」になってしまったとき、最初読んだときはケイトがそれほど嫉妬とかしているようにも思えなくて、だからいきなり、退屈だけど能力を認められていた法律事務所の仕事を辞めたときは驚いた。「、辞めた」っていう文章にほんとにびっくりした。再読して、ケイトはそうは見えなくても、本当は自分だけとり残されたような孤独にさいなまれて苦しんでいたんだなあとしみじみ思った。でも、結局彼女も「はったり」でコンデナスト社に入り込むわけだし、かなりの「やり手」というか。こういう人じゃないと「持たざる者」から「持つ者」にはなれないだろうなあ。。。最終的に、車で送ってもらったことのある、そのときはまったく目立たなかったヴァルと結婚したっていうのも、なんというか、運命みたいなものなのかなあ、とか。(これ、構成がうまいなーとか)

イヴは上流階級の人との結婚をもくろんでいるんだなと思っていたから、実際にその望みがかないそうになったのに姿を消したことが、最初よく理解できなかったんだけど、イヴの本当の願いは、自立や自由だったんだろうな、と。
ティンカーも、あんなに必死で「持つ物」へ上昇することを求めていたのに、本当に求めていたのはこれじゃなかった、って思ったんだろうか。。。
ウォレスは、正真正銘「持つ者」だったのに、それを捨てて命を落としてしまうのが悲劇。彼も自立や自由を求めていたんだろうか。。。

ティンカーの偽りをケイトが許せなくてひどい言葉で傷つけたのを、ひどすぎる、と思ったけど、それは「若さ」のせいな...

続きを読む

2020年8月14日

  • 読み終わってすぐさま再読。最初に読んだときは、ストーリーがどこに向かっていくんだろうってことばかり気になっていたけど、二度目は結末がわかっているので、そこに向かって、けっこう注意深く読んだつもりだったけど、それでもこの小説、けっこう難しかったかも。みなまで言わないって感じがあって。

    山崎まどかさんの解説(とてもわかりやすく、ためになった!)にもあったけど「持つ者と持たざる者」の物語。
    あと、「若さ」と「人生」と「選択」の物語。
    あと、「ニューヨーク」の物語。

    ケイトもティンカーもイヴも「持たざる者」で、「持つ者」をめざして、でも最終的に、欲望が強そうに見えたティンカーとイヴは違う道を選んで、そうでもなさそうだったケイトが望みを果たす、っていう。

    ティンカーがイヴを選んでふたりで「上流階級の人」になってしまったとき、最初読んだときはケイトがそれほど嫉妬とかしているようにも思えなくて、だからいきなり、退屈だけど能力を認められていた法律事務所の仕事を辞めたときは驚いた。「、辞めた」っていう文章にほんとにびっくりした。再読して、ケイトはそうは見えなくても、本当は自分だけとり残されたような孤独にさいなまれて苦しんでいたんだなあとしみじみ思った。でも、結局彼女も「はったり」でコンデナスト社に入り込むわけだし、かなりの「やり手」というか。こういう人じゃないと「持たざる者」から「持つ者」にはなれないだろうなあ。。。最終的に、車で送ってもらったことのある、そのときはまったく目立たなかったヴァルと結婚したっていうのも、なんというか、運命みたいなものなのかなあ、とか。(これ、構成がうまいなーとか)

    イヴは上流階級の人との結婚をもくろんでいるんだなと思っていたから、実際にその望みがかないそうになったのに姿を消したことが、最初よく理解できなかったんだけど、イヴの本当の願いは、自立や自由だったんだろうな、と。
    ティンカーも、あんなに必死で「持つ物」へ上昇することを求めていたのに、本当に求めていたのはこれじゃなかった、って思ったんだろうか。。。
    ウォレスは、正真正銘「持つ者」だったのに、それを捨てて命を落としてしまうのが悲劇。彼も自立や自由を求めていたんだろうか。。。

    ティンカーの偽りをケイトが許せなくてひどい言葉で傷つけたのを、ひどすぎる、と思ったけど、それは「若さ」のせいなのかなと思ったり。どうにかして這い上がろうとしたティンカーの気持ちはよくわかる。。。

    人生は本来、選択肢を与えてはくれないものだ。人生が選択肢を与えてくれるときがあったとしたら、それは神の恩寵ともいえる。そして、その選択には代償がともなう。っていう内容の文章が心に残った。

    人生は苦くて切ない……とか思う。。。

    いろいろ書きたいことはある気がするんだけれど、やっぱりうまくまとめられない。。。

    再読了日:2020年8月17日

読書状況 読み終わった [2020年8月14日]

「ピーチ・ジョン」のサイトの連載だったそう。ほとんど「ランジェリー」には興味ないんだけど、映画の話はなんでもききたいので買ってしまった。1話につき1枚の贅沢なカラー挿画もすごくきれいでよかったけど、文章がそれぞれもうちょっと長くてもよかったかも。
映画って、いろいろな視点からいろいろな見方ができるなーとあらためて思ったり。
いわゆる名作とかばっかりじゃなくて、わりにマイナーそうな映画もけっこう入っているのがうれしかった。(「Mr.&Mrs.スパイ」とか「なんちゃって家族」とか。あと「ときめきサイエンス」は昔から見たいと思っているんだけどいまだ見れてない)
また見たい映画が増えたー。

2020年8月9日

読書状況 読み終わった [2020年8月9日]

で、「モスクワの伯爵」に出てくるこの映画を見た。すごく昔に見ているのだけど、もう細かい内容は忘れていて。
例の、きみの瞳に乾杯、だとか、甘くて切ないロマンス、みたいな印象だけど、あらためて見ると、ロマンスっていうよりミステリじゃない?と思った。ミステリ的におもしろかった。
(……失礼だけど、あんまりハンブリーボガードかっこいいとか思えず……。なんか老けてる? 当時43歳くらいなのに)。

カサブランカのリックは「紳士」で、「モスクワの伯爵」の伯爵っぽい。あと、カフェ(酒場)経営っていうのが、お客のあしらいとか、伯爵がしていた高級レストランの給仕の仕事に似ている。リックとルノー署長の友情も、伯爵とオシプとかリチャードとかの友情を思わせるものがあるかも、とか思ったり。

こういう昔の映画ってなにかきっかけがないと今さらなかなか見ないので、見てよかった。

2020年8月9日

読書状況 読み終わった [2020年8月9日]
カテゴリ 映画

最高にすばらしかった。ベスト1かも。ほとんど再読というものをしないわたしが、読み終わったとたんにまた最初から読みはじめているところ。大好きだー。

ロシア革命後に、ホテルに終身軟禁という刑に処せられたを伯爵の、三十年余りに渡るホテル生活を描いた話、ってきいたときは、よく言えば静謐とか、悪く言えば陰気とかって感じの話なのかなと思っていたんだけど、それが大違いで。
ユーモアがあって、いつもエレガントで、骨の髄まで紳士で、だれからも愛される伯爵。彼は食事やお酒を楽しみ、ホテルのレストランのマネージャーや料理長と友達になり、ホテルに滞在する少女と仲良くなり、女優と密会し、と、「軟禁」って言葉からは想像できない波乱万丈の物語があって。でも、どんなできごとも、なんというか、すごくスマートに上品にことが運んで、さすが紳士。(って、好きすぎてなにいってるんだかわからなくなってきた)。とにかく読んでいてなんともいえず楽しかった。
淡々としてるけどほのぼのといい話、で終わるんだろうなーと思っていたんだけど、ラスト近くに予想外のミステリ的サスペンス的展開になってびっくり。まさかこういう話になるとは思わなかった。鮮やか。
そしてラスト一行で涙。
すばらしい。


※以下、再読記録のコピー
一回読み終わってすぐ再読。こんなことわたしには珍しいんだけど。
二回目ももちろんおもしろかった。一回目より落ち着いて隅々まで読めた気がする。再読って大事かも(めったにしないだろうけど)。
すぐ再読したくなったのは、実はいろいろ伏線がはりめぐらされていて、ラストのほうで、あああれがこれの伏線だったんだ、っていうのに気づくから。解説で、物語のなかの時間の経過が説明されているんだけど、それにも注意しながら読んで。本当によく構成とか考えられているんだなと感心した。
あと、ロシアの歴史をおおまかに把握できた(いや、できてはないけど)ような感じで、そのあたりもすごく興味深かった。

2020年8月1日

  • 一回読み終わってすぐ再読。こんなことわたしには珍しいんだけど。
    二回目ももちろんおもしろかった。一回目より落ち着いて隅々まで読めた気がする。再読って大事かも(めったにしないだろうけど)。
    すぐ再読したくなったのは、実はいろいろ伏線がはりめぐらされていて、ラストのほうで、あああれがこれの伏線だったんだ、っていうのに気づくから。解説で、物語のなかの時間の経過が説明されているんだけど、それにも注意しながら読んで。本当によく構成とか考えられているんだなと感心した。
    あと、ロシアの歴史をおおまかに把握できた(いや、できてはないけど)ような感じで、そのあたりもすごく興味深かった。

    再読了日:2020年8月9日

読書状況 読み終わった [2020年8月1日]

おもしろかった。
飛び級して14歳でハーバード大学に入った19歳女子キャリー、卒業後ひきこもりのようになって父親の友人であるカウンセラーのところに通っていて、ペットを飼うとか友達をつくるとかいう目標を決めたリストこなしていくっていう、ヤングアダルト寄りのロマコメ。
なんかもうちょっと深刻な話なのかと思っていたら、キャリーは全然コミュ障じゃないし、ちょっと変わっててイマドキの若者じゃあないかもしれないけど、言いたいことははっきり言うし美人で頭がよくて、アルバイトはじめたらすぐ友達ができるし、出会うのはいい人たちばかりだし。確かにお母さん亡くなっててお父さん再婚して、恋愛では教授にだまされて、って、いろいろ傷ついているのはわかるけど、全然大丈夫な感じ。
またいつも同じようなこと書いてしまうけど(ヒガミですね)、ちょっとおとぎ話っぽくはあるかも。現実には、こんなにうまくいかないよねっていう。新聞のデート相手さがしで会った人があんなにかっこよくて普通のいい人ってことはないだろうし、隣に恋人候補が住んでることもないし、アルバイトはじめたとたん、同僚と仲良くなることもない。キャリー、コミュ障どころか、すぐフランクにあれこれ話せるじゃないか。。。。
でも、だから安心して楽しく見られてよかった。
カウンセラー役のネイサン・レイン見られてうれしかった。
あと、ニューヨークの街がきれい。(それがあればほとんどのことは許せるわたし)。

2020年7月24日

読書状況 読み終わった [2020年7月24日]
カテゴリ 映画

続けてポール・オースター。
これも群像劇っぽく登場人物多いけど語り手は主人公で、その語りがユーモアがあって皮肉っぽくもあって読んでて気持ちいい感じで、するする読んでしまった。(逆に、苦手っていう人もいるのかも)。
もう人生終わったみたいに感じている60歳目前の男性が、ブルックリンに越してきて、ちょっとしたことからいろんな人々に出会ってなんだかいろんなことが次々起きて、っていう話。起きるいろんなことは、ちょっとおとぎ話めいているけれど、ないともいいきれず、こんなことあったらそりゃ楽しそうだけどな!っていう感じで。読んでてすごく楽しかった。
解説で訳者の柴田さんも書いてらしたけど、いくつになっても、たとえ人生終わったと思っていても、人は変われる、成長できる、って感じさせてくれるのがすばらしく。これもおとぎ話めいているといえばそうだけど。

2020年7月23日

読書状況 読み終わった [2020年7月23日]

おもしろかった。
ブルックリンのサンセット・パークにある建物に不法居住する若者たち、主人公マイルズの両親の話。それぞれがいろいろ問題を抱えていていろいろダメなところがよかった。根深い重い問題だったりするんだけど、それほど陰鬱な感じにはならず。
あと、主人公マイルズのお父さんがニューヨークの独立系出版社の社長だとか、お母さんが女優だとか、若者のひとりアリスが大学院で論文執筆中でPEN(文学の表現の自由を守る団体)でアルバイトしてるとか、そういうところがミーハー的に楽しく読めた。(わたしは、出版社とか演劇とか大学とかっていう設定がすごく好き……)。

ただ、ひとりひとりの話をもっと長く読みたかったな、とも思う。ひとりひとりの紹介的な部分で終わってしまったような。これからもっといろいろあるんじゃ?とか思ったり。

ラストも、え?それでどうなるの?って気になるところで終わっているんだけど、わたしとしては、主人公が逃げずに立ち向かい、いい弁護士をつけてもらって、人生をやりなおしてほしいと切に思った。逆の結末は暗くなるから考えたくない……。

ポール・オースターって実はそれほど読んでないんだけど、好きかもと思った。(2,3冊は読んでると思うけど、なんだったか思い出せない。)。文章が、やっぱり文学的で小難しいな、って思うところもあるけど、ユーモアが効いているところもあるし、会話なんかも楽しいし。
で、「ブルックリン・フォーリーズ」をすでに買ってみたけど、これも群像劇だな……。

2020年7月18日

読書状況 読み終わった [2020年7月18日]

津村さんファンなので中身も見ず新刊は出たら買う。もうただ津村さんの文章が好きなので苦手な短編集でも買う。
んだけども、この短編集はけっこう実験的なものだったのかも……。

表題作「サキの忘れ物」はすごくよかった。本を読んだことがないっていう若い女性が主人公で。あまり他人から構われることがなくても、深いつながりとかなくても、人は成長できるのかも、とか考えたり。……関係ないけど、作家はもちろん、普段本を読む人間は、だれもが本を読む、本は楽しい、って思ってるけど、そういうわけでもないよなあと思ったりした。
あと、「隣のビル」もよかった。津村さんは一貫して、つらい職場で働く人が救われるような話を書くけれど、これもそういう感じ。ほんとにちょっとしたきっかけ、人とのふれあいとかそれほど大げさなことでもないようなことで、変われることもある、って思わせてくれるところがいつも好き。

で、すごく苦手だったのが、「真夜中をさまようゲームブック」。ゲームブック形式っていうの??、指示どおり、紙と鉛筆を用意してメモしながら読んだけど、わたしは全然楽しめなかった。すみません。わたしは頭が固くて、読む前から拒否してるのかも、こういう形式を。変わってて楽しいって人もいるのかもしれないけど。
あと、「行列」もちょっと苦手。文章はおもしろいんだけど、こういう不穏な感じ、ゴトーを待ちながらみたいな不条理な感じが苦手。。。

津村さんの普通の長編が読みたい……。

2020年7月11日

読書状況 読み終わった [2020年7月11日]

おもしろかったー。
架空の、1970年代に一世を風靡したバンド「ザ・シックス」の当時のことを、後年バンドメンバーそれぞれが語る、っていうインタビュー形式になっている。
いかにも音楽雑誌のインタビューっていう感じがおもしろい。メインは、バンドリーダーのボーカリスト(フロントマンていうのか今は)の男性ビリーと、あとからメンバー入りしたカリスマ的なボーカリスト女性デイジー・ジョーンズとの、惹かれ合う様子が描かれているわけだけど、他のメンバーによっては「そのときはそんなこと気づいてなかった」「自分のことで手一杯」みたいな人もいておもしろかったり。バンド結成して、曲つくって、レコード出して、コンサートツアーやって、っていうのがすごくリアルに描かれているのも楽しかった。

ビリーには心から愛している妻がいて、でもデイジーにどうしようもなく惹かれて、っていうあたりが複雑で、読みどころなわけだけど、ふたりが結局は結ばれるんだろうなっていう予想がくつがえされる展開がよかった。どんなに求めても手に入らないものはある、っていうか。心のまま衝動のままに動いていいとは限らない、っていうか。
あと、70年代のバンドだから、薬物とアルコール依存の話になるわけだけど、なぜ依存してしまうのかっていうあたりがわかるような気がして興味深かった。孤独とプレッシャー。ものごとをそうふうにとるというか、いろいろ絶望してしまう人もいるよね、っていうか……わかる気がする……。
そして、乗り越えることもできる、っていうのもまたよかった。ほんのちょっとした人とのつながりとか、他人のひとこととかで。バーでビリーがグラスを置いたところではなんだか感動した。

2020年7月6日

読書状況 読み終わった [2020年7月6日]
カテゴリ 洋書

雑誌ポパイの連載だったそう。
確かに雑誌読む感覚で気楽に読めてよかった。
Tシャツ買いたくなる。それもおしゃれなやつとかじゃなくて、ノベルティとか、どこか旅行したところのとか。

2020年6月21日

読書状況 読み終わった [2020年6月21日]

ドラマのファンだったので、当然、映画も心待ちにしていたけど、やっぱりこれは配信じゃなくて、映画館の大画面で見たほうがいいんだろうな、と。大画面でお屋敷を見たかったかも。
それはそうと、とにかく、カーソン夫妻とかベイツ夫妻とか、ドラマでハッピーエンドを迎えた人たちが、今も幸せに暮らし続けているとわかったことが、なんだかすごくうれしかった(フィクションなのに。バカみたいな感想だけど)。ドラマはすべて続編をつくって、みんなが今も幸せに暮らしていることを教えてほしい、とか思った。
ストーリーは、ダウントンアビーに、イギリス女王と国王がやってくることになっていろいろ騒ぎが、っていう。まあ、とくに感動とかないけど楽しく見られるのが素敵。こういうネタでいくつでも続編つくれそう、つくってほしいかも。
ただ、好きなマシュー・グードがほんのちょっとしか出なくて残念。出てこないのかとどきどきしたよ……。

2020年6月14日

読書状況 読み終わった [2020年6月14日]
カテゴリ 映画

「新しい私立探偵」というふれこみで読んだ前作がおもしろかったので読んだんだけど、うーん……。
主人公アイゼイアの印象が薄かったような。
メキシコ系、中国系、アフリカ系のギャングの話が絡み合って(アフリカ系の話はあまり知らなかったので興味深かったんだけど)、わけわからないうちに進んでいったような。

そして、なんだか、すべての結末が想像とは違っていて、なんとなく腑に落ちない、というか……。
アイゼイアの兄マーカスが轢き殺された理由は、なにかすごい陰謀があったり、だれかを守ったりしたから、ということでなくて。
そのマーカスの恋人で、アイゼイアのあこがれの女性サリタはそこまですばらしい人っていうわけでもなくて。
結局、セブが実はサリタにゆがんだ恋愛感情をもっていたのがすべての発端だった、みたいなのは、なんだかなあ、と思ってしまったんだけど。
ルワンダ出身のセブのこと、あんなにおとしめるのもどうか、とか……。なんだか彼には同情していたので……。

でも、事件解決して、上に書いたようなことがわかって、アイゼイアがいろいろなことに気づいた時点で、なんだか突然おもしろくなったように感じたんだけど。アイゼイアがやっと目を覚ました、というか。ここから2巻をはじめてくれたらよかったんじゃないか、と思ったんだけど……。

次作読むのは迷うところ……。

2020年6月16日

読書状況 読み終わった [2020年6月16日]

すごくおもしろく読んだ。「語り」がうまくてユーモアがあって、ノンフィクションだけど短編小説のような感じもあって、するする読める。著者の身近にいる、イギリスの労働者階級の「おっさんたち」の話。年齢はだいたい60代、若者から忌み嫌われ、人生たそがれで、しょぼくれてて(とか言ったら言い過ぎか)、頑固でだいたいEU離脱派で。どうしてこういうおっさんたちがEU離脱派になるのか、っていうのもよくわかった。読んでるうちに、おっさんたちがいとおしくさえ思えてくる。あと、わたしは年齢的におっさんたちに近いので、いろいろ身につまされることが多くて感傷的になった。若いときの写真を見ると胸が詰まる、とかも、わかる。。。
あと、すごく長いつきあいでお互いを知りつくしている仲間がいつでも近くにいる、っていうのはすごく心強そうで、うらやましくなった。

第二章の今のイギリスの階級や世代についての解説もとても興味深かった。よく言われているところの社会の「分断」っていうのは、若者VS中高年、とか、金持ちVS貧乏人、とかで国民同士を勝手に争わさせておいて、政府や国に矛先を向かわせないようにするための、政府や国の方策だ、っていうのがなんだかすごく腑に落ちたっていうか。国民同士で争ってる場合じゃなくて、一丸となって政府や国と闘うべきなのだ、っていう。
とくに日本って、わたしも含めて大勢が、政府や国のことを「闘う相手」と見る視点というか概念がこれまであんまりなかったような気がする。
など、いろいろ考えさせられた。

2020年6月9日

読書状況 読み終わった [2020年6月9日]

公開時から見たいと思っていたので配信されて速攻で見た。おもしろかった!
セス・ローゲンぽい、ユダヤ人ネタ、薬物ネタ、下ネタ含むロマコメで。でも想像していたほど過激ではなかったかも。意外にロマコメ感強かったし、楽しかった。
ストーリーは、幼馴染で、今や国務長官、大統領候補になっている女性シャーリーズ・セロンに偶然再会したジャーナリストのセス・ローゲンが、シャーリーズのスピーチライターに雇われて、恋仲になるっていう。そう、これまでのロマコメとは男女の立場が逆。男が格下だし年下だし。遊説についてまわるセス・ローゲンとシャーリーズがずっと一緒で並んでべらべら話しながらどんどん親しくなっていく、っていうのがすごいロマコメ感で、好きだった。セス・ローゲンはやっぱりキュートだ。ぼわっとしてるのに頭がよさそうなところとか。

あと、セス・ローゲンと男友達の関係もよくて。とくに、普段は反政府的な差別と闘うジャーナリストのセスが、その黒人の男友達と喧嘩になって、無意識に差別してたかも、と反省するところとか考えさせられた。

2020年6月7日

読書状況 読み終わった [2020年6月7日]
カテゴリ 映画

おもしろかった。やっぱり弁護士、法廷モノが好き。
猟奇的殺人とか恐ろしい事件じゃないところもいい。
薬物密売の容疑で捕まった、知的障害のある黒人の若者を弁護することになった女性弁護士ダニエル。弁護士っていっても、お金持ちの大きな法律事務所じゃなくて、しがない個人事務所で、お金にならないような小さな事件ばっかり山ほど扱っているっていうのがなんだかリアルでよかった。で、その事件は調べていくうちに、大きな人種問題につながっていて。こんなことがまかりとおりそうになるなんて、と本当にぞっとした。

これ、当然シリーズものなんだろうと思って読んでいたけど、そうじゃないみたいで、それがいちばんびっくりした。
ダニエルは、自分の浮気のせいで離婚した夫と息子がいるんだけど、その夫のことが今でも大好きで、その夫は別の女と再婚しようとしているというのにあきらめられずに、それをしょっちゅう元夫に言ったりしている、っていうのはちょっと違和感だったかも。元夫のことが好きなのを隠してる、とかってほうがおもしろくない? そして、元夫の再婚相手はもっとすごく魅力的な人で、だから夫のためには再婚を喜ばないと、とかってほうがおもしろくない?(って単にわたしが好みのストーリにしろ、っていうのも変だけど)。
そんなダニエルを愛している調査員のウィルがいて、これはシリーズ進むにつれていい感じになっていくパターンだと思ったのになあ。。。

2020年6月5日

読書状況 読み終わった [2020年6月5日]
ツイートする