<豆折本・豆洋本><和綴じ豆本・豆巻物><豆箱>の3種類に分けて、カラー写真で丁寧に作り方を紹介してくれているステキな本!
とはいえ、私は豆折本は完成したものの、豆洋本が途中で止まっている;;
豆巻物が可愛いな~。
次は豆巻物を作ってみたい。
材料も、最初は手近にあるものでやってしまったので、ちゃんと可愛い色を揃えて作ってみたい!

最後には、柴田さんが最初に作った豆本のストーリーも載っていて素敵だった。
中身…うーん、中身。
(中身が決まれば、文学フリマに出てみたいものだけれど…)

2017年1月12日

読書状況 読み終わった [2017年1月12日]

簿記3級の通信講座の補助として、よく活躍してくれた。
講義でつまづいたら、また開こうと思う。

2017年1月10日

読書状況 読み終わった [2017年1月10日]
カテゴリ

第二次世界大戦のイギリスにおけるドイツとのスパイエンタテイメント第2巻。
これはちょっと中だるみかな…。
読むペースが上がらなかった。
次巻はちょっと間をおいて楽しもう。

2016年12月4日

読書状況 読み終わった [2016年12月4日]
カテゴリ 借りもの

めちゃめちゃおもしろかった!!
これは読むべきー!

金具や部品や工具が揃っているイチからの状態じゃない、本当にゼロからトースターを作ってみたトーマス君。
彼はロイヤル・カレッジ・オブ・アート(王立芸術大学)の学生で、卒業制作として取り組んだとのこと。

本書は「いったい、どうやったら石ころがトースターになるんだ?」という疑問から始まってしまったトーマス君の、無謀で愉快な冒険記である。

色々と最初の定義や目標からはそれていくものの(その言い訳やこじ付けがまた笑える!)、最終的にトーマス君は、鉄・マイカ・プラスチック・銅・ニッケルを取り出し(取り出す、と言うには多少の疑問もあるけれど、それはご愛嬌!)表紙のトースターを完成させた。

ただ、彼はトースターを完成させただけでなく、トースターをゼロから作る過程で、『値段には現れないコスト』つまり環境と経済のぶつかり合いについて考えるきっかけを得ていて、最後に読者である私も気づかされるのだ。
それについては引用で。

あと、訳も今時のネット系若者言葉で、タイトルの「○○してみた」はもちろん「何それ、怖い」とか「すごく……○○です」とかも、笑いを誘った。

2016年11月13日

読書状況 読み終わった [2016年11月13日]
カテゴリ 借りもの

冷戦期、ソ連のエージェントとして暗躍した“ケンブリッジ5人組”に、第6のスパイがいたとしたら…という設定のフィクション。
「実はその資料が…」という誘いに乗って、第六の男の存在を追う主人公が、6人目の存在を隠したいSISからもKGBからも狙われたり追われたり、更にはスパイ素人な主人公また勝手に行動するもんだからで、読んでいるこっちまで疑心暗鬼のてんやわんやな冒険小説でした。
おもしろかったけど、つ、つ、疲れた…。

2016年10月30日

読書状況 読み終わった [2016年10月30日]
カテゴリ 借りもの

(※この物語はあったかもしれないしなかったかもしれない色々を取り混ぜたフィクションです)

第二次大戦中のロンドン。
イギリスの首相秘書を中心に秘書官たちやMI-5、ナチのスパイにIRAの工作員…と、どきどきはらはらの展開が次々と!!
めっちゃおもしろかった!!!
戦時下の話なので、胸がチクリとする場面もあるけれど、基本的にエンタテイメントな一冊。
続きも読みます!

2016年10月23日

読書状況 読み終わった [2016年10月23日]
カテゴリ 借りもの

これはおもしろかった!!!
MAZE(神原恵弥)のシリーズで新刊が出るとは思っていなかったからびっくりでもあるし、これはきっちり風呂敷畳んだなー!!
やられた!
そして相変わらず、恩田さんの書く会話のテンポもたまらない!

p340の「なかなかスリルがあったろ?」は、恩田さんのセリフとして再生されました。
ははは!おもしろかった!

2016年10月19日

読書状況 読み終わった [2016年10月19日]
カテゴリ 借りもの

「はじめに」によると本書は、佐々淳行氏「最後の告発」とも言うべき書、とのこと。
佐々氏の辿ってきた経歴も興味深く読んだが、「外事警察」そして「特定秘密保護法」や「インテリジェンス」とは何か、またこれを正しく作り上げ運用することが国家にとってどんな役割を果たすのかを、分かりやすく知ることができた。
読んで良かった。

2016年10月15日

読書状況 読み終わった [2016年10月15日]
カテゴリ 借りもの

舞台はイスラエル建国から約20年後のマサダ遺跡発掘現場。
イスラエル国内からだけでなくヨーロッパ各地、そして日本からも志願隊兵がいて、そこで殺人事件が…というミステリー。

ミステリー部分も非常に気になるところはさることながら、皆川さんの文章の美しさに加え、建国から20年のイスラエルの人たちの苦悩と、戦後に南方で自決を迫られた日本人青年の記憶が交錯し、とても苦しい。
皆川さんの「死の泉」を彷彿とさせる一冊。

罪の意識や国家を越えた復讐心…。
フィクションではあるけれども、ミステリーとしてだけでなく、読んで良かった。

2016年10月11日

読書状況 読み終わった [2016年10月11日]
カテゴリ 借りもの

本書は、2003年に『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』を改題・文庫化したもの、とのこと。

まず、『THE DANISH GIRL』の邦題を『リリーのすべて』に変えた方が素晴らしいと思う。

あらすじは、2003年版の邦題そのまま。
1920年代にデンマークであった実話を基にしたフィクションが本書。

私とあまり相性の良くないアメリカ文学だし、最初は「やっぱり合わないなぁ…」と思いながら読み進めるものの、次第に、風景・空気感・人物・心情…すべてがこと細かに繊細に描かれているアイナー/リリーとグレタたちの世界に魅了されていた。
途中で投げ出さないで良かった。

2016年10月4日

読書状況 読み終わった [2016年10月4日]
カテゴリ 借りもの

「訳者あとがき」によると本書は、発達障害であるアスペルガー症候群かつサヴァン症候群の著者が、その記憶力を生かして自身の誕生から現在までを綴った回想録…とのこと。

「解説」にあるとおり、タメット氏にとって共感覚は概ね「恩恵」となったと思うけれど、神経過敏などを含めれば、アスペルガー症候群の方の中には「障害」になってしまう人の方が多いのだろうと思う。

タメット氏も、思春期までは大きな困難の中にいたと書いているけれど、理解ある献身的な家族たちの愛情と行動、そしてそれを理解することができたタメット氏だからこそ、困難の中にあっても現実を直視でき、勇気を持って生きていけるのだろうと感じた。

障害の有無は関係なく、家族の方やパートナーの献身的な愛情と、周囲の愛情を理解できるお人柄に、とても素敵な人たちだと思った。

2016年9月30日

読書状況 読み終わった [2016年9月30日]
カテゴリ 借りもの

うぉぉ…
ラストのユリアンの独白(でも、太字になっているのだからきっと、ゲオルクの自動書記が成功したものなんだろう…と思いたい。)で、一気に涙腺が緩んでしまった。

アヘンに侵される上海で、
増えていく謎…、
転がるように変化していく状況…、
そして、ユリアンとツヴェンゲルはどうなってしまうのか…。
ひとときも目を離せない下巻!

そしてこのラスト…。
またしても皆川女史に圧倒され、飲み込まれ、酔わされた。
あぁ、思う存分「双頭のバビロン」の世界に溺れました。

2016年9月26日

読書状況 読み終わった [2016年9月26日]
カテゴリ

いやぁ、これはすごい!!
菊池さん、すごすぎる。
めっちゃおもしろかった!
まさにイングリッシュ・モンスター!
そして、イングリッシュ以外の文化にもしっかり精通していらっしゃる!!

タイム、ニューズウィーク、エコノミスト、ザ・ニューヨーカーなどなどの英米新聞や雑誌を基本に、時にはヴォーグ英語版やB.B.キング自伝原著など…
35~42歳まで完全に引きこもって、貯金が尽きるまでひたすら英文と向き合い、見慣れない単語や文法や最新の表現に接しながら、海外に行かずにして英語圏からの日本への視点に、時に抗議文を送り、時に喜び、時に日本の悪しきところを恥じ…

こんなエクストリームな人、なかなかいないよ!
読んでよかった!!

個人的には、読んでいるうちに、安吾的な無頼派の魂を感じるようでした。(超褒め言葉)

2016年9月23日

読書状況 読み終わった [2016年9月23日]
カテゴリ 借りもの

皆川さんはやっぱりすごい!!
私がどこにいても、普段読書ができない環境であるテレビの音の中やベッドの上でさえも、その物語の中に引き込んでしまう。

1920年代のハリウッド、1900年前後のウイーンそしてボヘミア…

皆川女史の幻想的な歴史ミステリに溺れていく!
さぁ下巻へ。

2016年9月22日

読書状況 読み終わった [2016年9月22日]
カテゴリ

すごい!すごくおもしろかった!!
少しずつ増えていく謎に「この世界は一体何なんだろう…」とレイグルたちと一緒に謎に満ちた冒険をしているような気でいたら、最後の1/5で全てのピースがはまってゆき、SFだからこそできる大きな問いかけを残して、ぴったりと着地した!
すごい!

ちなみに、SFだからこそできる問いかけ、とは、私は
『エンタテイメントの形を取って「戦争とはどのようにして起こるのか」「何故起こるのか」を考えることができる』ことだと思っている。
私は、p.371の「彼らはみな、みずからの信じていることに忠誠を果たしてきた」結果が戦争だと思っているからだ。
その意味で、本書のp.371は大切な問いなのだと思っている。
自身の信じる道をそれぞれが行く、これは正しいことなのに、理想主義的すぎて最大の犠牲を払い、現実に得られるものは何もない…

何を得たいのか、誰が何を主張しているのか、見極め、落としどころをはかるのが、知恵なんだろうな…と、私はやっぱり思っている。

2016年9月18日

読書状況 読み終わった [2016年9月18日]
カテゴリ

短篇7篇と詩2篇の、古典新訳2冊目のエドガー・アラン・ポー。
今回のお気に入りは、詩2篇「アナベル・リー」「大鴉」と短篇が「群集の人」と「黄金虫」。
特に「アナベル・リー」、「大鴉」と「黄金虫」が好き。
だけど、どうにも心に引っかかって気になってしまうのは「ライジーア」。
「ライジーア」の美しい恐怖は“好き”と違う、何か引っかかる良さがあった。

2016年9月15日

読書状況 読み終わった [2016年9月15日]
カテゴリ

まず、序文が素敵だよね。
最後の5行『最後に、本書ではショーに登場する純血種を列挙してはいるが、どのような猫も、猫は猫。血統書があろうとなかろうと、ショーに出ていようと出ていまいと、猫はどこまでも優美で、個性的な動物だ。猫を知っているということは素敵なことだけれど、本当に誇るべきは猫に愛される人間であるということかもしれない。』(引用)なんて、その通りでございます!!!という感じ!
私は猫様原理主義過激派を自称しているわりには猫アレルギーであり、その上、モフい皆々様はたいてい可愛がるという軟派者であるが、やはり猫は特別!愛されてこそなのよ!!

というわけで、図鑑を紐解けば、一番最初に紹介されているのは、私の愛するエジプシャンマウ!!嬉しい!!
その他の皆様も、外見的特長から大きさ・被毛・性格、そして血統や交配の歴史解説などなど、素晴らしい写真つきで載っていて、読み応え抜群!
素敵な図鑑でした。

特に気に入った写真は…
p.2の2匹のオシキャット。
p.5の凛々しいシャムの横顔。
p.8~9のピクシーボブの哀愁漂う姿。
p.24~27のエジプシャンマウは全て素敵!!
p.31のソコケの躍動感溢れる姿。
p.41のサイベリアンの知的な瞳。
p.50のシャパニーズボブテイルの子猫ちゃん。
p.54のドラゴンリー(チャイニーズリーファ)の横顔。
p.58の遠くを見つめるシャム(サイアミーズ)の美しさ。
p.70~71のちょっぴり舌が出たキョトン顔が可愛らしいコラット。
p.74の、真紅の布に優雅に寝そべるブルーの瞳のバーマン。
p.84の、何か考え事でもしているようなメインクーン。
p.92の、黒背景からこちらをじっと見つめるロシアンブルー。
p.114の、何故かガン飛ばしてる寝そべり姿を撮られてしまったアビシニアン。
p.122の、ブルーの瞳で力強くこちらを見つめるタイ。(シャムよりがっしりしている、オールドスタイルのシャム。)
p.149の、ピアノの鍵盤の上に乗って遊ぶソマリ。
p.182の、シャムとアメショの血を引く、グレーのハチワレ&青い目でキュートにこちらを見つめるスノーシュー。
p.189の、好奇心旺盛な瞳で見上げるオシキャットちゃんに、p.191の斜めからのカットの美しさ!
p.203の、花瓶の間からいたずらっぽくチラ見するトンキニーズの可愛さ。
p.214の、枝にじゃれるベンガル。
p.252の、ちょっと憂いを帯びたグリーンの目で横になるサバンナ。
ラストp.281のおすましセレンゲティちゃん。

んー、それにしてもやっぱり。
エジプシャンマウ・アビシニアン・ソマリ・シャム・オシキャット・トンキニーズ・ベンガルは好きだなぁ!!

2016年9月14日

読書状況 読み終わった [2016年9月14日]
カテゴリ 借りもの

〔感想パート〕
【1】p.2の「筆者の読書術について、全力を投球して書いたのが本書である。」にもある通り、佐藤氏の読書の技法が詰まった本だった。
つまり、私のように知識量も教養も経験も、佐藤氏の足元にはるか遠く及ばない者が「今すぐ使える読書法」などと思って読んではならない。しかし「これから知力を強化していきたい」「物の見方を学び直したい」と思う私には、ぴったりの本であったと思う。

【2】私にとって、特に役に立ったのは第Ⅱ部『何を読めばいいか』の第5章『教科書と学習参考書を使いこなす――知識の欠損部分をどう見つけ補うか』の章で、実際の学習参考書からの引用と誤読・誤解しやすいところを解説、そして現在の政治経済や国際情勢との繋がりを示してくれているので、具体的な基礎知識の身につけ方を追って行きやすかった。

【3】「小説やマンガの読み方」の具体例は、まさに目からウロコ!すごく興味深い視点だった!

【4】新しい知識や考えを、しばらく寝かせる(佐藤氏によると「発酵」させる)というのは、戸山滋比古氏も言っている…。やはり、知性の人には共通する方法論があるんだな。学ぼう!

〔ポイントパート〕
【1】速読術とは「でたらめ本」(書かれている言葉の定義がなされておらず、先行思想の成果を踏まえていない、悪い意味での独創的な本)のような、読む必要のない本を早い段階で「読まない」と決断するために必要。

【2】基礎知識がないと理解できない専門書は、なんとなくわかったつもりになってしまい、誤読する危険性があるため、読んでも無駄だ。まず最初に正しい知識・方法論を身につけておく必要がある。
正しい道に沿った読書のために最も確実で効率的な知の道は「高校レベルの基礎知識を正しく消化し記憶に定着させ、身につけること」である。

【3】時間という制約要因を頭に入れておくことで、「何をしないか」「何を読まないか」を正しく選ぶのも知の技法のひとつ。

【4】p.54の『基本書は3冊、5冊と奇数にする』の項目はとてもわかりやすく勉強になった。1つの事柄に対して、定義や見解が異なる時、偏った(もしくは正しくない)知識を身につけたり、素人判断を避けるためにも「多数決」できる奇数が良い。
(ただし、これは自分の日常的な知の技術に限って使える方法であることも忘れてはならない)

【5】p.56『上級の応用知識をつけようと欲張らない』の項目にはドキッとさせられた。
自分が正しく消化できていない事柄に関して、客観的判断ができているか?
基礎知識がまずついているか?
自分の知識の欠損部分を正しく知ることも、知の技法のうちのひとつ。

【6】勉強もしくは必要としているテーマをきちんと定め、レポートを書き、プレゼンをすることを課題として取り組むと、業務にも非常に役に立つ方法を身につけられる。
レポート:(1)テーマ設定の理由(2)調査の方法(3)仮説(4)調査の結果(5)結論(6)参考とした資料や文献

【7】評論を読む際、論理的思考能力・読解力という点で、数学と全く一緒と言って良い。
しかし言葉は「個人言語」(戸山滋比古氏)であり、また時代によっても意味が揺れるものである。
この個人言語を固定するのが「文脈」である。
感情や勘でテキストを読んではならない。
また「言葉の限界」というものについて、正しく理解しなくてはならない。(これはp.188~189を参照のこと)

【8】小説やマンガは「社会の縮図」「人間と人間の関係の縮図」として読むと良い。

【9】短時間睡眠のコツは、二度寝しないこと!
きちんと寝る環境(ソファなどではなく)で眠り、「ハッ」と目が覚めたところで、タイミングを逃さずに必ず起きること。仮眠も同様。

2016年9月7日

読書状況 読み終わった [2016年9月7日]
カテゴリ 借りもの

坂口安吾、大好きです。
堕ちきることのできない、どうも太宰的になりやすい自分に嫌気がさしているのです。

安吾の著作(特に、今回取り上げられている「堕落論」と「続堕落論」「日本文化私観」)を何度も読んで、自分でもわかっているつもりの安吾の主張と、それに強く憧れる自分を、改めて意識することができました。
そしてちょうど今、これまで仕事に抱いていた思いが崩れて迷っている私に、「自分もゼロベースになって、自分で考えてみろ!」と励まされました。
読んでよかった。

2016年9月4日

読書状況 読み終わった [2016年9月4日]
カテゴリ

「ネコライオン展」に行きそびれていたので写真集が出ていると知って大歓喜!!
即お買い上げ!
あぁ~素敵!
写真に添えられたコメントも、おもしろかったり温かかったりで…。
どの写真も素敵で、一番のお気に入りを選べない~♪

2016年9月1日

読書状況 読み終わった [2016年9月1日]
カテゴリ

ちょ、なんぞこれ(笑)
本当に、図書館や読書室に集う読者たちが、本を巡って血で血を洗う闘いを繰り広げる話だった(笑)
『<図書館><読書室><評議会>という言葉をかなり頻繁に使ったが、電話の文脈では、これらの言葉は普通とは少し違う意味で使われているようだった(p.95)』
うん、確かに違うわ!でもその通りでもあるんだわ!(笑)
まったくもう、これはウクライナ流阿呆小説ってことで良いのかしら。
でも、生活描写の端々に出てくる現在のロシアの空気やソ連への思いなんかが、結構新鮮だった。
だがしかし、阿呆小説だった…。

2016年8月31日

読書状況 読み終わった [2016年8月31日]
カテゴリ 借りもの

池上氏と佐藤氏の共著第二弾。
自称池上チルドレンの私は、読まないでいることはできませぬ。
さて。
池上氏と佐藤氏のタッグというのは読者に優しくて、佐藤氏と池上氏の知識量をキレキレのの佐藤氏と解説役も引き受けている池上氏という組み合わせで読ませてくれる、すごい本。
池上氏の本では易しすぎ、佐藤氏の本では難しすぎ。
そんな私には、改めて二人の共著は必修本である。

内容は「過去に起きたショッキングな出来事に捕らわれて、場当たり的な対処や感情的思考に移る前に、なぜこんな現在なのかを、これまでの歴史の流れと各出来事の元となった思想・宗教・哲学etcを大きく見直すことで、未来のことを考えようよ」というあたり。

非常に勉強になるし、お二人のオススメ本も知ることができる、まさに手のひらサイズの優秀な教科書!
自分がいかに何も知らないか、よくわかりました、はい。
まだまだです。

2016年8月24日

読書状況 読み終わった [2016年8月24日]
カテゴリ

2006年まで国連の事務総長を務めたコフィ・アナン氏のご夫人、ナーネ・アナンさんが書かれた写真絵本。
今更知ったのだけど、アナン元事務総長はガーナ出身、ナーネさんはスウェーデン出身なのですね。

実際には、国連の仕事を子どもたちにわかりやすく伝える写真絵本であって、国連内部の話ではないけど、読み聞かせにはぴったりかも。
そういえば、「将来の夢」がころころ変わる小学生の頃、私は一時期「国連で働く人」になりたいんだった。
手に取って良かった。

2016年8月21日

読書状況 読み終わった [2016年8月21日]
カテゴリ 借りもの

うはー!おもしろかった!!
紳士は一人も出てこないけど、シャーロック・ホームズに憧れたカウボーイ探偵&ワトスン君役の弟、サザンパシフィック鉄道の奴らのアメリカンコメディな軽口やノリはめっちゃイイ!
そして謎の方も、してやられた…。
私はオットーよりも推理力がないね!残念~
それにしても、グスタフとオットーのカウボーイホームズ&ワトスンの兄弟はいいなぁ。
早く続きを読みたい!

2016年8月21日

読書状況 読み終わった [2016年8月21日]
カテゴリ 借りもの
ツイートする