国際協調の変遷について、19世紀からまとめられている。
世界共通の課題が認識されたとき、国家はそれぞれが協調して対処するか、あるいは国際機関を作り対処してきた。その流れについてまとめられているが、非常に面白かった。
国際機関は、国家から自律性が低いものの、その中にある知識共同体が動くことで、問題に対処していく。このような流れになる場合もあるが、やはり主権国家の意向から離れて国際機関が独自性を発揮するのはなかなか難しいと思った。
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カテゴリ:
国際政治
- 感想投稿日 : 2015年9月24日
- 読了日 : 2015年9月24日
- 本棚登録日 : 2015年9月24日
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