生物学者が野菜を語る。そもそも、野菜は生物であり、おいしく食べられると絶滅してしまう。食べられないための工夫をしていたり、タネを遠くに運んでもらう工夫をしている。それを飼いならしたり、調理方法を工夫したり、体質的に問題なかったりで、人間が美味しく食べているのが野菜。随所い登場する、他の生物屋との会話も面白い。語り口は軽いが、今食べている野菜の起源や成り立ちをマニアックに知ることができる。
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- 感想投稿日 : 2016年3月12日
- 読了日 : 2016年3月12日
- 本棚登録日 : 2016年3月12日
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