超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』 (講談社現代新書)

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著者 :
Annoymousさん index   読み終わった 

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あらゆる問いにすべて答えることができるなどと公言するのは、恥知らずな大法螺吹きである。しかし正しい認識なぞどこにもないという否定的な意見も、これに劣らず愚かな浅愚というほかない。
哲学において何より重要なのは、いったいわれわれの問いというものがどういう本性をもっているのか、そして、明確な答えが与えられる領域とそうでない領域を本質的な仕方ではっきり区分できるかどうか、に答えることなのである。(p195)

もう一つ重要なことは、しかしカントの「形而上学の不可能性」の原理の意義が、現在、十分に理解されているわけではないという点だ。そのために、哲学、あるいは思想における「独断論」と「懐疑論」の対立は、いまもなお続いているのである。(p232)
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レビュー投稿日
2013年6月8日
読了日
2013年6月8日
本棚登録日
2013年6月8日
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