われわれが危険を冒すとき、
なにかアドベンチュラスな冒険を連想することが少なくない。
アドベンチュラスな冒険とは、誰も損失を補償してくれなくても、
そんなことは意に介さず、
心をワクワクさせながら冒す類のものである。
それが自発的リスクである。
自発的リスクを冒す場合には、われわれは危険に近づく行為を楽しみのために行っている。
ロッククライミングやスカイダイビング、バンジージャンプなどがそうである。
これらの行為は誰かに命令されてやる義務的なものではなく、自分から進んでやるものだ。
骨折や下手をすれば死んでしまう恐れがあるが、
スカイダイビングやバンジージャンプはやりたいし、
凍死や墜落のリスクがあるからといって
愛好者たちはロッククライミングをやめようとも思わない。
*感想*
タイトルにひかれて買ってしまいました。
読んでみて。。。『人』というより『男はなぜ危険に近づくのか』という題のほうが
しっくりくるのではなでしょうか?
なんか、本て読んでる気分で、見えてくることが変わってくるのかなって思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年9月13日
- 読了日 : 2006年9月13日
- 本棚登録日 : 2010年3月15日
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