人はなぜ危険に近づくのか (講談社+α新書)

  • 講談社 (2006年10月1日発売)
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本棚登録 : 42
感想 : 9
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われわれが危険を冒すとき、
なにかアドベンチュラスな冒険を連想することが少なくない。
アドベンチュラスな冒険とは、誰も損失を補償してくれなくても、
そんなことは意に介さず、
心をワクワクさせながら冒す類のものである。
それが自発的リスクである。

自発的リスクを冒す場合には、われわれは危険に近づく行為を楽しみのために行っている。
ロッククライミングやスカイダイビング、バンジージャンプなどがそうである。

これらの行為は誰かに命令されてやる義務的なものではなく、自分から進んでやるものだ。
骨折や下手をすれば死んでしまう恐れがあるが、
スカイダイビングやバンジージャンプはやりたいし、
凍死や墜落のリスクがあるからといって
愛好者たちはロッククライミングをやめようとも思わない。

*感想*
タイトルにひかれて買ってしまいました。
読んでみて。。。『人』というより『男はなぜ危険に近づくのか』という題のほうが
しっくりくるのではなでしょうか?





なんか、本て読んでる気分で、見えてくることが変わってくるのかなって思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年9月13日
読了日 : 2006年9月13日
本棚登録日 : 2010年3月15日

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