セバスチャン・ナイトの真実の生涯 (講談社文芸文庫)

  • 講談社 (1999年7月9日発売)
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本棚登録 : 177
感想 : 12
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早世した作家で腹違いの兄・セバスチャンの伝記を書き記そうとする”ぼく”は、彼を知る人々を訪ね歩くのだが……。
引用されるセバスチャンの作品と”ぼく”の出会う現実との照応関係に目が眩む。読み解こうとすればするほど曖昧としてくるセバスチャン・ナイトの生涯は迷宮のよう。また、前衛的であり、巧妙なミステリ・パロディでもあるそれらの作品はなんとも魅力的。『プリズムの刃先』や『成功』を読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年9月15日
読了日 : 2011年9月15日
本棚登録日 : 2011年9月15日

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