人類文明の黎明と暮れ方 (興亡の世界史)

著者 :
  • 講談社 (2009年11月21日発売)
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感想 : 11
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最近は四大文明というくくりはあまりしないようだが、古代文明としては四大文明+アンデス文明、それに加えてギリシア+ローマ文明というくくり。メソポタミアは詳しく書かれているが、中国文明はやや少なめ。中南米のアンデス文明が、四大文明と同じくらい歴史が古いというのはかなり目新しい。
文明の発生要因は結局は周囲の環境に依存する(シュメール文明は農耕のためには灌漑が必須という微妙に厳しい条件が要因みたい)つうことですね。日本は、土器+狩猟採集という縄文時代が異常に長かったのも、豊かな森林資源が要因だったと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2018年11月10日
読了日 : 2018年11月10日
本棚登録日 : 2018年11月10日

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