用心棒日月抄

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本棚登録 : 75
レビュー : 14
著者 :
のびんこさん 2009年に読んだ本   読み終わった 

とある理由で許婚の父を斬り、脱藩した青江又八郎。
江戸で浪人として生活していくため、相模屋吉蔵から紹介され用心棒となる。
しかし、警護する相手は飼い犬だったり夜鷹だったりといまいちパッとしない。

そんな用心棒生活をするうちに、知らず知らずのうちに赤穂浪士と吉良家の諍いに首をつっこんでしまう。

そんなお話。

初めて読んだ藤沢周平です。
なんかもっと小難しいのを想像していたんだけど、全然そんなことはなくて、むしろとてもおもしろかった。
用心棒としての職業倫理とか、又八郎の考えとか、浪人仲間の細谷源太夫との関係とか、日常とかが目の前で動き出すかんじ。


うだつの上がらない浪人用心棒生活が連作として進みながら、背後では浅野浪人の動きが長編のように進む。
とってもおもしろい作りで、2つのお話を一時に楽しめたような楽しさでした。

物語の最後には、脱藩した藩に戻った又八郎。
シリーズ2作目ではまたまた脱藩するということで、この先の由亀さんとの関係とか細谷や吉蔵との掛け合いがたのしみです。

レビュー投稿日
2009年3月16日
読了日
2009年3月16日
本棚登録日
2009年3月16日
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