大地の子エイラ (下) (始原への旅だち 第 1部)

  • 評論社 (1983年1月1日発売)
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感想 : 8
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滅びゆく氏族と、この先も繁栄するであろうエイラたち。
2つの種の違いは明らかで、自分たちの限界を感じた老まじない師は氏族の限界をひとり悟ったまま死んでいった。

エイラが氏族にもたらされた意味。
本編のまえがきにあった著者の言葉がここにつながる。
現在につながるクロマニヨン人と滅びたネアンデルタール人の接点となったデュルクやユラたち、その母であるエイラ。

氏族が滅びたとき、地球はどんな姿だったのだろう。
エイラの種族が滅びるとき、地球はどんな姿になっているだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2009年に読んだ本
感想投稿日 : 2009年5月30日
読了日 : 2009年5月30日
本棚登録日 : 2009年5月30日

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