資本論の解説書としては珍しく実用的、具体的な説明である。花子さんと太郎君と先生の対話で、花子さんと太郎君が会社を経営していると仮定して具体的な事例で考えていく形式だ。しかし実際は、なかなか概念が難しくついていけない点もある。とっつきやすい記述なので、原本を読むことを考えると読み終えるのは容易いが、本当に理解するには大変である。理解した気持ちになる。これで原本に取り組むきっかけになれば十分だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2012年1月29日
- 読了日 : 2013年3月8日
- 本棚登録日 : 2012年1月29日
みんなの感想をみる