愛と美について

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本棚登録 : 26
レビュー : 2
著者 :
石井信之さん 小説   読み終わった 

兄妹、五人あって、「退屈したときには、皆で、物語の連作をはじめるのが、この家のならわしである。たまには母も、そのお仲間入りをすることがある」ということで、物語が展開していくのだが、こんな遊びも面白いだろうな、と思った。TVやインターネットが無い時代での人々の「知的遊戯」に興ずる様は、もう二度と戻り来ぬ「遊び」だろう。物語の最後に、「母は、ひとり笑い崩れた」、ここに太宰治の、母という存在のとらえ方が出ていて、面白いと思った。

レビュー投稿日
2013年8月2日
読了日
2013年8月2日
本棚登録日
2013年8月2日
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