まよいもん

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 7
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あらすじを見て、勝手に「笑いが基調のコミカルな話なのかな〜」って思い込んで読み始めたら、そうでもなかった…明るい、希望が持てるようなラストだったけど、それまでずっとハラハラ悶々しながら読んだ。虐待されてる子供って、自分のこといくら酷く折檻する母親でもやっぱり「お母さん、お母さん」って言って寄っていくって聞くけど、まるでそういう場面を見ているかのような心境だった(べつにマナは虐待されてないんだけど)。やっぱり、子供にとって「お母さん」ていうのはそれほどまでに大事な存在なんだろうなぁ。傍から見れば「酷い」「おかしい」と思われるような人でも、その子にとっちゃ大切な、かけがえのないただ一人の「お母さん」なんだろうなぁ。そう思うと、なんとも言えぬ気持ちになりますた。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸
感想投稿日 : 2008年7月12日
本棚登録日 : 2008年7月12日

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