有頂天家族 (幻冬舎文庫)

4.17
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本棚登録 : 9919
レビュー : 1034
著者 :
野田食堂さん ファンタジー   読み終わった 

狸たちが京都を駆け回るお話。天狗も登場する。これはもうどこからどう見てもほのぼのファンタジーが展開するのに違いあるまい。そんな風に想定しつつ読み始めた。
実際、序盤はそんな感じで物語が進む。ただ、気がついたら家族を救うために命をかけて宿敵と対決する少年ジャンプ的な緊迫感漂う場面のまっただ中にいた。あれ、ほのぼのじゃないの?
でも、心配ない。どんなに死の恐怖に迫られても、阿呆の血が流れる狸たちは「面白きことは良きことなり!」などと言っているのである。これもまた、阿呆の血のしからしむるところだ。序盤はイマイチ気持ちが乗れなかったのだが、後半は冒険活劇にのめり込んで一気に読み終わってしまった。
色々な面で阿呆なところがある私としては、狸たちが他人事には感じられない。何か人生の糧となるものを狸たちからもらったような気もする。もらってないような気もする。何だか分からないけれども、ひとまず牛鍋を貪り食う妄想でもしながらこの感想文とも言えないようなものを終わろうと思う。

レビュー投稿日
2014年2月18日
読了日
2014年2月18日
本棚登録日
2014年2月18日
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