反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV (文春文庫)

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本棚登録 : 3502
レビュー : 223
著者 :
おこめさん  未設定  読み終わった 

5冊目のIWGPは所謂「イマドキ」な事件を描きつつ、特に社会問題について重点を置いていたように思います。
表題作「反自殺クラブ」では集団自殺問題が取り上げられ、結局のところスパイダーも先生も善意であったこともあり、何時もの明らかなる悪意に満ちた犯人がいる事件ではありませんでした。
それ故に、暴力団やギャングや裏社会の人々が絡まぬままに話が進行するのですが
親の自殺という過去を抱えてはいるものの普通の若者たちと集団自殺問題に立ち向かうマコトは、却ってIWGPらしさを感じました。
タカシやサルや警察の手を借りず若者だけの手で活動する描写は、街のトラブルシューターらしさを存分に表現されていて新鮮でした。

レビュー投稿日
2018年8月15日
読了日
2018年8月15日
本棚登録日
2018年7月31日
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