若い評者たちが中心となって編まれた批評誌。アダム・ドライバー特集ということで。沼本奈々さんのエッセイで表現されている距離感がよい。

2019年5月3日

読書状況 読み終わった [2019年5月3日]

「信頼」について様々な分野から考えられている研究成果をまとめた一冊。信頼研究の始まりとしてのホッブス、ヒューム、カントから行動科学、社会心理学、ビジネス、機械・ロボット、ヘイトスピーチ、そしてAIなど、全14章。各ジャンル難しくてですね、分かんないんですが面白い。

2018年10月20日

読書状況 読み終わった [2018年10月20日]

この漫画を読んだ学生時代を過ごしたかった…。

2018年10月7日

読書状況 読み終わった [2018年10月7日]

いわゆる無政府主義者としてのアナキストではないけれど、アナキストのメガネを通して世を見ることをその実践として綴った六章。

リヴァイアサンからは逃げられない。飼い慣らすことが課題である。
社会主義なき自由は特権と不正義であり、自由なき社会主義は奴隷制と残忍さである、という言葉を引用しつつ、人のありうる姿を考える。

2018年10月7日

読書状況 読み終わった [2018年10月7日]

集団の歌と踊り、リズム、それによる戦闘的トランス状態、と言われると真っ先に思い出すのがラグビーのハカ。なるほど確かに、と感覚的に思える部分と、学術的な根拠と、非常に面白かった。

2017年10月29日

読書状況 読み終わった [2017年10月29日]

ちょうど告白ハラスメントがちょっとした話題になった時期に読了。「わたし」と「あなた」から、二人が「どうありたいか」についての視点への移り変わりは、歳を重ねたから自然になるもの、というわけでもないのかなぁというのが、「告ハラ」話へのとつながっていく。冷静に考えるとどうにかなるはずがないのに、どうにかなるかもなんて下心が全くない人なんて少ないんじゃないかとか思うわけですが、それを表に出さないのが大人でしょうと思うと、まだまだ世の男性たちは成熟には遠いのかもしれない。私の身の回りに告白ハラスメントを「した」「された」人は今のところ聞いていないけれど、聞いてないだけで実在はしそうだよなぁという説得力というか、思い当たるフシみたいなものが、少なからず起きたBuzzに表れてるんじゃないかとか思ったりします。

歌から世相を見れば、「どんなときも」「僕が僕らしくあるために 好きなものは好き」と言うなんて、場合によっては告ハラを先取りしたような歌がヒットしていた91年。2016年には「夫婦を超えてゆけ」「二人を超えてゆけ」という時代にはなってるわけで、そこには時代の移り変わりを感じる。それこそ若さやセックスを伴う男女関係、既存の夫婦観といった呪いからの離脱を謳ったドラマであって、そういう点では、文化規範の変化が間違いなく起こっていると言えるのでしょう。

そうなったときに身もふたもなく思うのは、まぁそれでどうやって子どもができて社会が再生産されていくのかみたいな話で、渡邉ペコの「1122」とか、鳥飼茜あたりがまずは物語にしてくれるんじゃないかなぁなどと、思ったりするのでした。

2017年8月31日

読書状況 読み終わった [2017年8月31日]

民俗学者の赤坂氏による、食べること/交わること/殺すこと、をめぐる論考。世界中の民話や寓話、フロイト、レヴィ=ストロース、果ては現代のSFまで、広大な思想の海で食と性を考える。

2017年8月23日

読書状況 読み終わった [2017年8月23日]

図書館で借りといてよかった。「自分の好きな野球」の話がほとんどで、経済学というほどの話だったのかという感じ。

2017年5月28日

読書状況 読み終わった [2017年5月28日]

写真史を語ることは、地図を作り、その人がどの位置に立っているかを確認することだ。しかし自分の立ち位置は常に揺れる。誤解もある。いつも何かのバイアスがかかっている。写真は進歩するのではなく、反復し続けるのかもしれない。

そんな前書きから始まって、年代別ではなく、テーマ別で軸となる3人の写真家を設定し、そこからその周囲も含めて色々語り合う、2012年の青山ブックセンターでの写真史講座をもとにした本。寡聞にして、金村修さんも、タカザワケンジさんも存じ上げず、ではありましたが、縦横無尽にいろんな写真家・作品の話が飛び交い、僕レベルの知識だとこんな人がいるんだ、という発見に満ちた1冊。

2017年5月14日

読書状況 読み終わった [2017年5月14日]

富める人たちのために発明される「貧困」。その貧困のなかから一人の美しい少女を「引き上げ」ようとするところから話が始まる。
描かれる享楽、セックス、ドラッグ。「貧しい人たち」は誰なのか。どうすれば抜け出せるのか。終わらないまま、日々が続いていく。

2017年5月1日

読書状況 読み終わった [2017年5月1日]

一番冷静で、とっつきやすくも、しっかりポイントが抑えられたボウイのまとめ、というと安易か。デヴィッド・ボウイ・イズ展の副読本としても最適な、一通りを追える本。しっかりとその音楽についても触れているので、たまたまその年代のボウイをトレースしてなかったというときにも参考になるディスクガイドでもある。
そして普段は翻訳者として名前を見ることの多い、野中さんの自著。この人、もっとイギリスの話書けるんじゃないかしらとか思ったり。ヴィクトリア&アルバート美術館の案内とか面白いんじゃないかなぁ。

2017年4月27日

読書状況 読み終わった [2017年4月27日]

中川淳一郎さんによる、元博報堂社員として、また、一ライターとして見る電通と博報堂の姿。多くの現役社員へのインタビューも含めてまとまっていて、就活生にも、取引先としてかかわりがある人にも面白いんでないでしょうか。
自分の業界の常識は他の業界の非常識。にも関わらずいろんな業界とかかわるがためになんとなく気になる広告代理店の姿。
正解のない仕事・終わりのない仕事であるがゆえの難しさ・面白さは僕自身も転職して強く感じたところだったなぁと懐かしい気持ちになったり。

2017年4月20日

読書状況 読み終わった [2017年4月19日]

当事者はあまり出てこないし、各パターンで一人にしか話を聞かないし、著者の質問やまとめがちょいちょい的を外してたり強引な印象があって、正直なところ、タイトルに釣られた気がしてなりません。まぁ日経ビジネスオンラインの連載だし、色んな人の話自体は面白いと思うのですが。

2017年4月17日

読書状況 読み終わった [2017年4月17日]

確かに過去のどのゲンロンよりも読みやすい(カラマーゾフの兄弟は再読しないといけないけど)。観光客という響き、家族という言葉に対して扱う内容は深い。2017年の、いま、この環境において、いかに他者と関わることができるのか、世界とどうつながることができるのか、社会をつくることができるのか。それが「観光客」で、そして「家族」であるというのがたどり着いたところ。誤配された家族的類似性。これから第二部の内容をどう深めていくのかが、文字通り親である東浩紀と東チルドレンの宿題。

2017年4月9日

読書状況 読み終わった [2017年4月9日]

あるいは北田先生にとってブルデューとは何か、というのは冗談として、学問的にはブルデューを、そして日本国内においては宮台を越えていくための文化社会学を打ち立てよう、という野心的な本。読者は選ぶし、量的調査に基づく分析で何をやってるかわからないとけっこうしんどい(しんどかった)。
印象論ではない、確固たる趣味論、文化論を考えていくための視座となりうるものなんだろうとは思いつつ。

2017年4月4日

読書状況 読み終わった [2017年4月4日]

最果さんの本と一緒に。

2017年4月1日

読書状況 読み終わった [2017年4月1日]

もう語り得ない10代を、それでも語るとしたら。青春は本人のものなのか、後から見た大人が勝手に読み取ろうとしたものなのか。支離滅裂に見えても、バカに見えても、本人は青春してると思って生きてるわけじゃないけど自覚もあるだろう。その危うさ、バランス感覚。10代風、にならないように語れるのは詩人の真骨頂なのかも。

2017年4月1日

読書状況 読み終わった [2017年4月1日]

文芸誌面白い、文芸誌。

2017年4月1日

読書状況 読み終わった [2017年4月1日]

デジハリ大学院でやっているという最新のテクノロジー事情について企業の人が語るという、コンピュータ・アーキテクチャという講義を元にした本。インテル、NVIDIA、Project Vine、ソフトバンクの中山五輪男さん、ネットワールド三好さん、IIJ堂前さん、セグウェイジャパンと名だたるメンバーがそれぞれの分野で講義。コンピュータの基本的な話から、未来まで、確かにこれは面白かったし、非常に勉強になりました。なんとなくぼんやり理解していたものをちゃんと説明してもらった感じ。惜しむらくは新書なので図版とかが少なかったところか。

2017年3月30日

読書状況 読み終わった [2017年3月30日]

ソビエト崩壊から現代ロシアにいたるまでのやく20年余りを生きた・生きている人たちからの聞き書き。第二次大戦を戦った人から、ソ連時代の記憶がない人まで、膨大な人たちの語りの記録。盗聴されたくない話をするときはラジオの音を最大にするとか、党員証を返却されたり夜中に投げ込まれたと思いきや、解散して発行できなくなる前に早く出してくれと頼まれた党幹部(というより地域の役員的なポジションぽいですが)の話だったり、細かな息遣いがつまった持ち運ぶのに困るぐらいの大著。やっぱりこれは文学なんだろう。

2017年3月26日

読書状況 読み終わった [2017年3月26日]

「家族」をテーマにしたエッセイというか、日記。誰かが勧めていたのを見て読みだしたのだけれど、よくよく考えると「かなわない」は読んでないし、植本さんの写真はちゃんと見たことないし、ECDも石田さんのラップも聞いたことはない。
冒頭の広島の母との話で、「あぁ、最後ってこういう意味か」と思って読んでいたけれど、大半は法律上の夫である石田さんがガンで入院してから2か月ぐらいの諸々。どうしたって子育ても続くし、日常はしんどいし、不安も、疲れも、まぁ読んでて楽しくなるものではない。万人受けしないものだと思うけれど、個人的には読み進めずにいられないものでもある。
タイトルの「最後」に絡めていうならばどこかでピリオドが打たれる、というよりも、変わり続けていくということなのかしら、と。「理想の家族」像ってあんまり思いつかないし、わからないし、いい意味であんまり意識したくない。プロフィール見ると1つ年上なだけでまさに同世代で、同世代の人がこういう内容のエッセイを書く歳なんだなぁなどとも思ったり。

2017年3月23日

読書状況 読み終わった [2017年3月23日]

日本の島を写真と文章で著す「島スペシャリスト」の著者による、公式には「島」にカウントされない東京湾に浮かぶ人工の島々を様々な切り口から紹介する一冊。徳川が江戸を拠点に据えたときから始まる埋め立ての歴史、明治から昭和、平成と時代を経て変わっていく島々を、時代や場所を行ったり来たりしながら紹介していく。時にノスタルジックだったり、時にサイエンスティックだったり。間に挟まれる写真も美しい。

2017年3月19日

読書状況 読み終わった [2017年3月19日]

ある「贋作作家」の自叙伝。しかし「贋作」とはなんだろう。現代のアート市場はいったい何に価値を見出し、お金を払っているのだろう。そういう問を投げてくる。

2017年2月9日

読書状況 読み終わった [2017年2月9日]

上司に限らず、仕事に限らず。

2017年1月23日

読書状況 読み終わった [2017年1月23日]
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