やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

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本棚登録 : 3309
レビュー : 342
制作 : 神崎 朗子 
noguriさん  未設定  読み終わった 

総じて良い本、そして好きなタイプの本。

著者は成功のために最も必要な要素は、グリッド(やり抜く力)だと主張します。
この「グリッド」という言葉、日本語に訳すると「やり抜く力」なのですが、
英語では「The Power of Passion and Perserverance」と表現されていることから、
グリッド=情熱×忍耐力と解釈できるようです。

著者は大きな物事を達成するためには、才能×努力×努力が必要な要素であったと、研究結果から主張しています。
つまり、才能も大事だけど、それ以上に努力すること(すなわち、グリッド)が大事、という訳です。

そして、本の中盤以降、この「やり抜く力」を育て上げるための方法論を
現時点での研究結果をもとに、明らかにしています。
このあたりから、自身の(そして子育てをしている方は自分の子どもの)グリッドを伸ばすためにはどうすればよいのか、
という視点で本が読めるので内容がどんどん面白くなってきます。
元コンサルタントだけあって、論理構成がとてもロジカルにまとまっていて、読みやすいです。

個人的に最も好きなパートは、
「「やり抜く力」の鉄人の多くは、親を手本にしている」
というところ。

やはり、子育ては、誰かに丸投げするのでもなく、
子どもに無理やり何かをさせるのでもなく、
親自身が手本となって、ナチュラルに何かを探求している姿を見せる必要がある、ということを再認識できたことでした。

願わくは、努力の方向性も大事であることを言及して欲しかったとは思いますが、
それを差し引いても非常に学びの多かった本でした。

レビュー投稿日
2019年7月17日
読了日
2019年7月15日
本棚登録日
2019年7月17日
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