法華経〈下〉 (岩波文庫 青 304-3)

  • 岩波書店 (1976年12月16日発売)
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漢訳『法華経』とその邦訳文、サンスクリット原版の邦訳文、の3種の文を収めている。主としてサンスクリットからの邦訳文を読み、適宜漢訳文を参照した。そもそも『法華経』は大乗仏教の経典で、自力中心の小乗に対して他力による涅槃を認め、それに至るために読むべき経典は『法華経』で、それが経典中の頂点に立つものであるとする。どちらかと云うと、釈迦の教えそのものを詳述するものではなく、いかに大乗が素晴らしいもので、更には諸経の中でこの経が最上のものであると述べているように思う。内容についての感想は、宗教に関わるので遠慮したい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年1月29日
読了日 : 2020年1月25日
本棚登録日 : 2015年3月7日

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