少女がすべてを支配する世界で、少女に嫌われた存在として扱われる主人公。所謂差別。冷静になってみればそうなのですが、その世界に入ってしまえば…といったところ。
世界観がしっかりされているというのもあるのですが、ひと昔あった某漫画と似た世界観であり、それを朔さん流にオリジナリティーが入ったといった感じかと思います。思春期という情緒不安定な時期と、大人になってからの価値観というものがしっかりと描いており、心に残る作品になっておりました。繊細です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フィクション
- 感想投稿日 : 2016年1月6日
- 読了日 : 2016年1月6日
- 本棚登録日 : 2016年1月6日
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