ダークゾーンと呼ばれる異次元空間に浮かぶ島で目覚めた人々。
プロ棋士の卵である主人公は、赤軍の王将として、青軍の王将を倒すことを強いられる。
化け物のような外見に変わっているものの、仲間も敵も知った顔ばかり?
それぞれ特殊な能力を持っていたり、敵を殺せば手駒になったり、リアル将棋のような七番勝負。
RPGゲームのような世界観と将棋の融合といった感じで、序盤は少し入り込みにくく感じました。
ゲームは好きですが、将棋は駒の動きがわかるくらいなので。
どちらも好きだとより楽しめるかもしれません。
なぜこんなことになったのかという当たり前の疑問を持つ余裕がない状況。
なんとも言えない恐怖感がありつつも、その戦い方は個性が表れていておもしろいですね。
まだまだ勝負も中盤戦にさしかかったところ。
下巻が楽しみです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
貴志祐介
- 感想投稿日 : 2016年10月9日
- 読了日 : 2016年10月9日
- 本棚登録日 : 2016年8月28日
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