仇花シリーズ2作目です。
漸く思いが通じ合ったかと思ったら、今度は『娼妓と客』という立場で恋愛をするという苦悩や葛藤にやきもきしたり。
仕事にプライド持ってる受の心情を慮り、その全てを受け止めてしまった攻には脱帽もの。器が大きい!
世の中の嫉妬に狂う傲慢攻様方には、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいですね……。
対する受もすばらしい。
攻と両想いになって心が満たされて、うっかり他の客との駆け引きに失敗してたり。しかもそれを客からガツンと指摘されて、反省してみたり、凛とした聡明さが何とも言えないギャップを生み出してます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
神奈木智
- 感想投稿日 : 2012年5月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年5月6日
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