東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社 (1994年6月5日発売)
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感想 : 372
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シリーズの中では「月の影 影の海」の次に好きな作品と記憶していたが、こんなに血生臭い話だったっけ。それでも「百ですますと、見栄を張った」(67ページ)だけのことはあるか。二章の初め(50ページ)にある「すでに陽が落ちて、雲海は暗い。東のほうから細い三日月が昇ろうとしていた。」という一節は、ちょっと興醒め。異世界とはいえ、日没後に東から三日月ねえ。
(2020/03/29追記)
読み始めたら止まらない。それにしても、驪媚が赤索条を切る場面は、何度読んでも恐ろしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年9月24日
読了日 : 2013年6月12日
本棚登録日 : 2017年9月24日

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