シリーズの中では「月の影 影の海」の次に好きな作品と記憶していたが、こんなに血生臭い話だったっけ。それでも「百ですますと、見栄を張った」(67ページ)だけのことはあるか。二章の初め(50ページ)にある「すでに陽が落ちて、雲海は暗い。東のほうから細い三日月が昇ろうとしていた。」という一節は、ちょっと興醒め。異世界とはいえ、日没後に東から三日月ねえ。
(2020/03/29追記)
読み始めたら止まらない。それにしても、驪媚が赤索条を切る場面は、何度読んでも恐ろしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年9月24日
- 読了日 : 2013年6月12日
- 本棚登録日 : 2017年9月24日
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