虚空の眼 (サンリオSF文庫)

  • サンリオ (1986年7月1日発売)
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突然、非現実世界に放り込まれて翻弄されるけれど、最後には脱出に成功して現実に戻ってくるところが、後年のディックの小説の主人公と違うところ。これも、結末は前向きで明るい。巻末に収録されているブライアン・オールディスの文章は、ディックを追悼するために書かれたもののようだ。大瀧啓裕訳。1986年7月15日発行。定価580円。
収録作品:「虚空の眼」、「フィリップ・K・ディック――まったく新しい未解決の問題」(ブライアン・オールディス)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2017年9月30日
読了日 : 2017年9月11日
本棚登録日 : 2017年9月30日

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