サバイバル女道 (CYZO NEW BOOKS)

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レビュー : 20
著者 :
noireさん    読み終わった 

 暇つぶしに読むには最高だよね。辛酸なめ子さん。

 丁寧な文体に含まれる、毒舌批評がたまりません。

 あの時もっと、勉強していれば、ということは、

 ほんとうによく思うのだけど、


 最近は、
 自分はこれだけ中途半端さに甘んじてきた人間なのだから、その分一生努力し続けなくてはならないのだ、

 という覚悟に変わりつつあります。

 私は多分、お金持ちにはなれないような人間だろうけれど、

 努力することを楽しく思いながら、自分の一生を過ごしていきたいと思います。

 追記
 わたしは、「女のヒエラルキー」というものから、ことごとく逃げて生きてきた人間なのだけど、

 最近、「自分も確実にヒエラルキーの中に格付けされているのだ」と思い知らされる出来事があり、その「ヒエラルキー」について考えさせられる。

 「女のヒエラルキー」って、恐らく大きな要因として男の目線が作ったものですよね?

 小さい頃から、
 「◯◯さんはOKだけど、△△さんはダメね」
 というような男からの微細な線引の違いを肌で感じて、「自分の位置、自分の女としての価値」を思い知らされる。(で、その価値付けで優位にたった人間が、さらにそのヒエラルキー構築に拍車をかける)

 わたしはひたすらそこから逃げてきた。
 道化の一にいたり、「グループを組まない」事によって階級付から極力逃げてきた。


 自分が傷つかないように。


 しかし最近、なんとなく「劣位」に置かれていることに気付かされとても悲しい思いをしている。
 (格付けから逃げてきたからといって、その上下関係がわからないわけではない。優位にいる人間くらいわかる。そんな人間に勝負を挑むはずなどないのだが、いつのまにか同じ土俵に立たされ相撲を取らされていたことに気づいたというか。負け戦の戦場に駆り出され、ボロボロに敗れたのを鼻で笑われている気分、を味わった。)

 なにが悲しいかって、自分に女の価値がないって思い知らされたとか、そんなんじゃない。「『劣った人間』のことを、それでも心から受け入れてくれる人間がいる」ってことに、申し訳ないやら悔しいやらで泣けてきた。

 「こんな自分」を「敗者の自分」を肯定してくれる。

 私の発言は、ならば頂点にいる人しか、人に受け入れられる資格が無い、ってことを肯定してしまう発言だけど、そうじゃない。「自分の「分」なんて、自分が一番弁えている。思い上がらないから傷つけてくれるな。」ってことなんだと思う。

 でも書きながら気づいたけど、「思い上がる」とか「傷つけられる」とか、それこそ「男の目」を気にした男性優位の発言だろう。

 女は、ヒエラルキーに溺れない意志を持たなきゃならんと思う。

 「男が許してくれたから、『私は許される資格のある人間なんだ』」なんてこと思っちゃいかん。私もどこかでそんな気持ちに甘んじているところがあったのだろう。

 じゃあ、どう生きて行ったらいいのか。

 悲しいかな「女も女を排除する」。
 「何あいつ、勘違いしちゃってんの?」
 そう思うことが、私の中にないか、逐一確認せなならん。

 どうしたら、変われるんだろう?どうしたらもっと、生きよくなれるんだろう?

レビュー投稿日
2012年2月21日
読了日
2012年2月21日
本棚登録日
2012年2月21日
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