沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 (角川文庫)

3.83
  • (37)
  • (79)
  • (47)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 606
レビュー : 60
著者 :
制作 : 森 美夏 
norisukeさん 伝奇小説   読み終わった 

数年前に買ってあったものの、長編だったためなかなか手に取れなかった。今回、夏休みを期に一気読み。

遣唐使の一行として唐に留学した沙門空海と橘逸勢。密の一切合切を短期間で手に入れようと野望を抱く空海は、第一人者、青龍寺の恵果和尚に教えを請う前に、評判を上げるべく、唐の都長安で劉雲樵の屋敷に出没する猫の妖物と対峙する。

漫画、孔雀王のイメージからか、空海が法力をもって妖怪変化とアクロバティックに戦うスペクタクル、というイメージを勝手に持っていたけれど、そこまで過激ではなかった。宇宙の理を理解する空海が、幻術に惑わされることなく、飄々と物事の真理を見極めていく姿が格好いい。ホームズの相方ワトソンのような逸勢もいい味出してる。

二巻目以降の展開が楽しみ。

レビュー投稿日
2019年8月6日
読了日
2019年8月6日
本棚登録日
2019年8月5日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 (角...』のレビューをもっとみる

『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 (角川文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 (角川文庫)』にnorisukeさんがつけたタグ

ツイートする