世界史の大きな流れが分かりやすく語られていでて、良書だと思います。著者の博識にも脱帽しました。動物ものの映画監督だけあって、動物への愛情の深さも感じました。
著者によれば、孤立した文明は、長い時の流れの中にあって大きな進化(変化)を見せない。例えば、エジプト文明やインダス文明、更にインカ、マヤ、アステカ文明しかり。一方、異なる文明が接触し、交流するところでは、お互いの文明が刺激し合い、急激に発展していくとのこと。ただし、どちらのタイプの文明がより満ち足りた生活を提供ているのか、どちらの文明がより優れているのか、優劣を付けるのは難しいというのが著者の考え方のようです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
世界史
- 感想投稿日 : 2017年11月24日
- 読了日 : 2017年11月24日
- 本棚登録日 : 2017年11月22日
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