バカの壁 (新潮新書)

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本棚登録 : 9778
レビュー : 1075
著者 :
norisukeさん 教養   読み終わった 

2003年発行のベストセラー。

著者は、「万物流転、情報不変」、「無意識と意識」、「身体と脳」、「共同体」などについて、「思考停止を招いている状況、あべこべの状況」になっていることを縷々述べている。その上で、一元論(都市化、情報化から出てきた一神教)を否定し、物事を相対的に捉える日本古来の二元論で行くべしと言っている。そして、絶対的な原理主義に代わる普遍原理として、「人間であればこうだろう」という「常識」を挙げている。

面白かったのは、ホームレスは「働かなくても食える」究極の形。合理化合理化で働かなくても食っていけるようになった暁に人間は何をすべきか考えよ、と指摘している点。この問題、AIの導入や高齢化により、今後益々切実になるだろうなあ。

抽象的で分かりにくい部分もあり、本書はあまり響かなかった。あんなに売れたのは何故なんだろう。

レビュー投稿日
2018年11月17日
読了日
2018年11月17日
本棚登録日
2018年11月17日
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