エイドリアンはぜったいウソをついている

  • 岩波書店 (2021年1月29日発売)
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本棚登録 : 98
感想 : 9
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嘘にもいろいろあるよな、と。相手を傷つける嘘もあれば、相手を傷つけないための嘘も、自分自身を守るための嘘もある。

じゃあ、エイドリアンのついた嘘は?彼の嘘は、悪意あるものだった?誰かを傷つけたりした?
”わたし”がエイドリアンの嘘を告発し、それを聞いたエイドリアンが悲しい目をしていたという件が忘れられない。どっちの気持ちもわかるんだもの。

「エイドリアンの心には きっと 世界中のだれよりも きれいな馬が いるのかも」最後、笑みを交わす二人の絵が、すごく素敵。

あと、”わたし”のママ、この人が素晴らしい。怒ったり押し付けることなく、我が子が、自分の目で見て自分で考えられるように、それとなく差し向けるなんて、そうそうできることじゃない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2021年8月27日
読了日 : 2021年8月27日
本棚登録日 : 2021年8月27日

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