ただひたすら、うなぎを食べる。それだけの漫画が、何故こんなに面白いのでしょうか。
1巻に引き続き、ずーっとうなぎの話ばかり続いています。セイロ蒸しが出てきたり、うな茶にしてみたりと、うな重ばかり食べているわけではありませんが、特にドラマチックなことがあるわけではありませんし、物語が動くわけでもありません。それなのに……面白いんですねえ。
とにかく、うなぎの美味しさ、美味を探求することの楽しさが伝わってきます。ああ、食べることって本来凄く楽しいことだったんだよね、と、なおざりに食事を済ませてしまう、わが身を省みては思うのです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミックエッセイ
- 感想投稿日 : 2012年11月11日
- 読了日 : 2012年11月11日
- 本棚登録日 : 2012年11月11日
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