ミステリーの人間学: 英国古典探偵小説を読む (岩波新書 新赤版 1187)

著者 :
  • 岩波書店 (2009年5月20日発売)
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本棚登録 : 282
感想 : 27
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図書館より。
英国ミステリーの歴史とそこで描かれる人間性を解説していった本です。

読んだことのない小説のあらすじ紹介からの解説は理解しにくかったですが、逆に読んだことのある小説の解説の場合は、なるほど! と思えるところがたくさんありました。

個人的にはクリスティーの『アクロイド殺し』の解説が興味深かったです。解説されてみるとこの言葉や記述はそういう意味だったのか、と思えるところがいくつかあって、暇を見つけてはまた読み返してみようと思いました。

ネタばれもいくつかあるのでそのあたりは注意が必要そう。と言っても、自分の場合はカタカナの名前は一度見ただけじゃ覚えられないので、犯人は誰々、と書いてあってもあまり影響はないですが(笑)

ブラウン神父シリーズの解説が一章分語られていたのですが、全く読んだことがなかったのでもったいないことをしたなあ、と少し後悔…
そのうちこのシリーズも読んでみないと。ただ筆者チェスタトンのブラウン神父の扱い方は苦笑ものでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション・新書・エッセイ・評論など
感想投稿日 : 2012年6月17日
読了日 : 2012年6月17日
本棚登録日 : 2012年6月4日

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