「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書)

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レビュー : 65
著者 :
なおきさん  未設定  読み終わった 

カバーの言葉より引用する。
「申し訳ございません。違法行為を二度と起こさないよう、コンプライアンスを徹底いたします」とは、不祥事を起こした際の謝罪会見での常套句。だが、こうした「コンプライアンスとは単に法を守ること」と考える法令順守原理主義そのものが、会社はおろか、この国の根幹をも深く着実に蝕んでいるのだ。世の中に蔓延する「コンプライアンス病」の弊害を取り上げ、法治国家とは名ばかりの日本の実情を明らかにする。

つまり、短絡的な法令遵守ではなく、法の背景・精神、社会的要請をまず考えよ、ということである。慣用句で言えば、枝葉末節、木を見て森を見ず、ということである。

そして筆者は、「コンプライアンス」と「法令遵守」は異なると主張する。コンプライアンスとは、「社会的要請への適応」としている。

目次
第一章 日本は法治国家か
第二章 「法令遵守」が企業をダメにする
第三章 官とマスコミが弊害を助長する
第四章 日本の法律は象徴に過ぎない
第五章 「フルセット・コンプライアンス」という考え方
終章  眼を持つ組織になる。

レビュー投稿日
2018年11月5日
読了日
2009年3月15日
本棚登録日
2018年11月5日
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