道徳感情論〈下〉 (岩波文庫 白 105-7)

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本棚登録 : 128
レビュー : 4
制作 : Adam Smith  水田 洋 
ntさん 哲学・思想   読み終わった 

近代初期の西欧の書物は、平易だが部分的に納得いかないところもある。こんにちの感覚では首肯できないものもある。
だが、この本は、「同感(シンパシー)」を軸に、自己と他者との「関係性」を中心に据えて道徳にまで論考をすすめていく点、非常に興味深く、価値あるものと感じた。
そしてこの書物は半ば心理学でもある。ヴント以前は、心的事象の分析と記述は哲学者の仕事であった。
スミス「道徳感情論」はまさにそういった系列の、ほぼ最初の金字塔のようなものかもしれない。

レビュー投稿日
2010年8月4日
読了日
2010年8月4日
本棚登録日
2010年8月4日
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