五来重さんの本は初めてだ。この人も柳田國男に触発されて民俗学に入ったクチらしい(日本の民俗学者はみんなそうかもしれないが)。
とても平易な語り口で、特に最初の章はごく簡単なエッセイの羅列のようだったが、途中から宗教民俗学的な知識が出てくる。
しかしどの項目も短すぎて、まとまった知が得られない歯がゆさを感じた。
山伏、修験道あたりについてもうちょっと知りたかったのだけど・・・。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人類学・民俗学
- 感想投稿日 : 2012年4月28日
- 読了日 : 2012年4月28日
- 本棚登録日 : 2012年4月28日
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