今回一番ドキドキしたのは、しおりが雪乃にキスしようとしているところを節子さんが目撃した⁈と思わせるシーンでした。数ページ前のシルエットとハイヒールのカットに上手く騙されてしまいました。
あと仕事を断った節子を雪乃が問いただしている時に流れのが携帯の着メロなどではなく、炊飯器の炊き上がりのメロディなのがすごいと思いました。その後食卓で二人がきちんと話ができるよう、自然な流れが作られているなと感じさせられました。(切っ掛けが炊飯器なのが少し笑えましたけど…)
最終巻で雪乃がぐっと大人になったように思います。節子に頼ってばかりではなく、対等に生きて生きたいという強い意志を感じました。
相手の気持ちが分からなくなってもその度にごとに思っていることを素直にさらけ出してきた二人は、今後どんな試練が待ち受けていても乗り越えていけるような気がします。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
秋山はる
- 感想投稿日 : 2011年2月15日
- 読了日 : 2011年2月15日
- 本棚登録日 : 2010年12月10日
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