スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

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本棚登録 : 9202
レビュー : 1058
著者 :
ぬんさん  未設定  読み終わった 

好きな人のために生きている。
好きな人がいたから生きた。
決して、想いを伝えることはなく、
遠くから、近くから、そっと見守ることしかできなかった。

『スロウハイツの神様』(辻村深月)は、そんな不器用な人たちの恋のお話だ。


大きな声で言いたい。
お願いだから、上を読んだらすぐに下を読んで欲しい。
上巻はこれといった大きなイベントもなく、展開もなく終わる。
不満気に下を読んだらどうか。
こりゃおどろいた、と散りばめてあった話が、一気に一つにまとまるのであります。
下のスピード感は半端ないです。


最後の、コーキの「お久しぶりです」。
この言葉に、この物語の全部が詰まっているような気がしました。
すごく感動した!


何かに一途に打ち込むことって、私はこれまでなかったし、
今後も縁が無いものだとおもってました。
しかし、夢を追う彼らを見て、彼らがすごく格好よくって、
すごく、羨ましい。
彼らのように、追われるように、ひたむきに、
頑張ることも悪くないなぁと思いました。



それと、理帆子さんがでてきました。
大人の理帆子さん、いい働きをしています。
彼女は、もう、少し・不在じゃないのでしょう。

レビュー投稿日
2013年6月10日
読了日
2013年6月4日
本棚登録日
2013年5月26日
10
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