この作者の手慣れた形式のハーレム系ファンタジー短編。
twitter の投票で物語の分岐を選択するという実験的なことをしていたんだけど、リアルタイムで読んでいたならともかく、文庫になってしまっては、別段どうと言うことでもない印象ですね。(^^;
作家としてはチャレンジングなことだったんでしょうけど。
内容については、意外とブラックなところがあるなぁって感じ。
投票で物語の方向性を変えられるように主人公をニュートラルにしているんだろうけど、その影響か、人の感情が読めない人っぽくなっているのが、所々悲しさと言うより怖さを感じさせますね。
ま、作者が望んだことではないとは思うんだけど。(^^;
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年3月18日
- 読了日 : 2016年5月1日
- 本棚登録日 : 2016年4月30日
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