クモの糸でバイオリン (岩波科学ライブラリー)

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著者 :
猫丸(nyancomaru)さん Science   読みたい 

柔らかくて強いクモの糸の神秘 大崎 茂芳 氏- こだわりアカデミー
https://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000001043_all.html

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クモとつきあうこと40年.「クモの糸にぶら下がる」など数多の挑戦を経て,ついに「クモの糸でバイオリンの弦をつくる!」という無謀な試みへと突き進む.――暗中模索,数年がかりで完成した弦が,やがて名器ストラディバリウスの上で奏でられ,世界的な反響を巻き起こすまで.たゆまぬ好奇心が生んだ成功物語のすべてをレポート.
■編集部からのメッセージ
「クモの糸でな,バイオリン,ゆうのは,どうや」
編集部への1本のお電話から,すべてが始まりました.なんと,寡聞にして存じ上げなかったのですが,検索するとあるわあるわ.1万本を超えるクモの糸を集めてバイオリンの弦をつくり,その音色で世界中を驚嘆させたその人,大﨑茂芳さんからの直々のお電話だったのです.
本業は医学部教授で(現在は名誉教授),「趣味」としてクモの糸の研究を続けて40年――.お電話口でのコテコテの関西弁の主は,知れば知るほど「ただ者ではない」先生でした.数万本のクモの糸を集め,自らぶら下がったりされているところもビジュアル的にすごいのですが,大﨑さんの真骨頂は,「趣味」の研究成果を一流誌「Nature」や「Physical Review Letters」にちゃっかりと載せておられるところです.しかも堂々の単著!
本書は,大﨑さんご自身が明らかにされてきたクモの糸のさまざまな性質を紹介したうえで,「Physical Review Letters」誌に音源つき(電子版)でその成果が掲載された,「クモの糸でバイオリンの弦をつくる」までの試行錯誤のすべてをお伝えします.
科学者らしく一つ一つ課題をクリアしていかれたほか,弦の完成度を上げるべく,定年間際にしてバイオリンを習い始めるなど,まさに青春を謳歌された姿はまばゆいばかりです.楽しく生きるってすばらしい! と,あらためて感じさせてくれる一冊,どうぞご堪能ください.
https://www.iwanami.co.jp/book/b266360.html

レビュー投稿日
2019年4月2日
本棚登録日
2019年3月30日
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