12星座小説集 (講談社文庫 く 68-1)

  • 講談社 (2013年5月15日発売)
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感想 : 8

星に何かを例えたり、託したりするのはチョッとロマンチック。。。

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「輝ける星の生まれと吹き込まれた幕末の小藩の武士(「安政元年の牡羊座」)。
過去も生年月日も失い、けれどふぐの捌き方は覚えている男との交情(「二十六夜待ち」)。
乙女座と思い込んでいた男が獅子座と判明した時(「サタデードライバー」)。
小説家が自らの星座に導かれて紡ぎ出す物語12篇。<文庫オリジナル>

牡羊座「安政元年の牡羊座」橋本治
牡牛座「クラシックカー」原田ひ香
双子座「星と煉乳」石田千
蟹座「二十六夜待ち」佐伯一麦
獅子座「サタデードライバー」丹下健太
乙女座「乙女座の星」姫野カオルコ
天秤座「天秤皿のヘビ」戌井昭人
蠍座「いいえ 私は」荻野アンナ
射手座「夏に出会う女」宮沢章夫
山羊座「山羊経」町田康
水瓶座「美人は気合い」藤野可織
魚座「透明人間の夢」島田雅彦
附記 12星座の鍵言葉 鏡リュウジ」

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: アンソロジー
感想投稿日 : 2013年5月20日
本棚登録日 : 2013年5月20日

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